多部未華子&江口のりこ&ディーン・フジオカら「対岸の家事」クランクアップ
2025年5月30日(金)6時0分 シネマカフェ
「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」ⒸTBS
本作は、朱野帰子による小説「対岸の家事」(講談社文庫)の映像化。
専業主婦・詩穂(多部未華子)を中心に、仕事と育児の両立に悩む働くママ・礼子(江口のりこ)、育休中のエリート官僚パパ・中谷(ディーン・フジオカ)という3つの家族を通じて、様々な立場の人々の思いを丁寧に描き出し、多くの視聴者の共感を呼んでいる。
第9話では、脅迫状を送ったシングルマザー・はるか(織田梨沙)に真相を確かめに行った詩穂と中谷。そして詩穂は父・純也(緒形直人)と向き合うことを決意し、実家に行くも父を目の前にして言葉を失ってしまう。一方、夫の転勤で引っ越しを決めた礼子、母との関係修復を模索する中谷——それぞれの物語が、最終回に大きく動き出す。
オールアップを迎えた多部は、ガッツポーズを見せ「連続ドラマの撮影は本当に大変だったと感じる日々でした」「この作品に参加できたことは本当に幸せ!」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。
娘・苺役の永井花奈も「みんな大好きです!」と笑顔で挨拶。一足先にオールアップを迎えていた夫・虎朗役の一ノ瀬ワタルも駆けつけ、温かい村上家の集合となった。
また、一ノ瀬のオールアップ時には、多部と永井から花束が送られ、一ノ瀬は「多部さんと苺の幸せを、本当に心から今でも祈っています」と涙が止まらない様子だったという。
そして江口は、「ドラマは、みんなで力を合わせて作り上げるものだと改めて感じられた現場でした」とコメント。
ディーン・フジオカも「本当にたくさんのことを学ばせていただきました。もし育休を取っていたらと…何度か考えることもあり、様々な気づきをいただくきっかけになりました」と撮影を終えた心境を語った。
最終回あらすじ(6月3日放送)
シングルマザー・はるか(織田梨沙)との出会いをきっかけに、家事を押し付けた父・純也(緒形直人)から、「男は外で働き、女は家事をする」という時代の“こうあるべき”に囚われていたのではないかと考えるようになった詩穂(多部未華子)。虎朗(一ノ瀬ワタル)に「父を許すべきかもしれない」と葛藤する胸の内を打ち明ける詩穂。虎朗は「許せないなら許さなくていい」と受け止める。それでも詩穂は父に会い行くことを決意する。
同じころ、中谷(ディーン・フジオカ)のもとに、母・理恵(長野里美)が訪れていた。かつて幼い中谷に手をあげたことを詫び、許してほしいと懇願する理恵に、中谷は困惑する。
一方、引っ越し準備と仕事の引き継ぎに追われる礼子(江口のりこ)は、同僚の今井(松本怜生)からある言葉を投げかけられ、心を揺るがされることに。
そんな中、詩穂は礼子のサプライズ送別会も兼ねて、みんなでパーティーをすることを企画する。そして、詩穂、礼子、中谷の家族たちが集結する。それぞれの家族、そして詩穂が選び取る未来とは?
「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」は毎週火曜日22時〜TBSにて放送中。