「富山県のひみつ」誤表記、学研プラスが再配送

2018年5月31日(木)15時30分 リセマム

学習まんが「富山県のひみつ」の完成及び配本について 本の概要とおもな配布先

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学研プラスは2018年5月30日、同年3月末に全国の小学校などに配布した「富山県のひみつ」(まんがでよくわかるシリーズ、同社発行)に複数の誤表記があったと発表した。富山県や同県関係者、配布先および協力者に対する謝罪を掲載している。

 誤りがあったのは、「学研まんがでよくわかるシリーズ地域のひみつ編」のひとつである「富山県のひみつ」。富山県は2018年3月20日に完成および配本について発表を行っている。県内外の小学生などの児童生徒に向け、富山県の自然や歴史、文化、産業などの魅力をわかりやすく紹介する学習マンガだ。県内外の小学校や公立図書館などに向け、合計約3万部を配布した。

 ストーリーは、東京都に住む主人公・タクヤのクラスに、富山県からの転校生・アイリがやってくることから始まる。富山について何も知らなかったタクヤだが、自身が鉄道好きであることから「鉄軌道王国」と呼ばれる富山県について興味を持つ。夏には父親と富山を訪れ、アイリらとともに「富山県のひみつ」を発見するという話から、富山県の魅力やひみつを読み解くことができる一冊。

 配布後、誤表記が指摘されたことを受け、学研プラスは同社の責任においてすべての配布先に2018年5月末までに再配送するとしている。「このたびの誤表記はひとえに弊社のチェック体制の不備によるものであり、関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。」と謝罪し、「今後二度とこのようなことのないよう、編集制作体制の改善を図り、再発防止に努めてまいります。」と述べている。

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