「仕事の帰り、2人の息子たちを連れてラーメン屋へ。かなりの量を食べた後『お金が足りない』と店員に伝えると...」(青森県・60代女性)
2023年6月2日(金)11時0分 Jタウンネット
シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Nさん(青森県・60代女性)
Nさんは30歳くらいの頃、子供たち2人を連れてラーメン屋に行った。
かなりの量を注文して食べ終わった後、お金を払おうとしたNさんだったが......。
<Nさんの体験談>
30歳くらいの頃、体が不自由な長男と保育園の次男の3人でラーメン屋さんに寄ったときの話です。
食べる前にスーパーで買い物をしていたのですが、それを忘れてかなりの量を注文して食べていました。お金は間に合うと思い込んでいたのです。
財布を見てびっくり!
食べ終わっていざ会計の時、財布を見てびっくり!
お金が足りません。そこで買い物で使っていたことを思い出したのです。
「すみません、お金が足りないのですが」
私がそう伝えると、レジのおばさんはサッと伝票を引き出しにしまい、
「大丈夫です。いつも来てくれているので」
と何事もなかったように言ってくれました。
それを聞いて「あ〜私達のこと覚えていてくれてたんだ」と思いました。
私は「明日払いに来ますので」とお詫びして帰りました。
次の日にお礼のお菓子と代金を持ってお店を訪ねると、 おばさんはまた何事もなかったかのように引き出しから伝票を出してお会計をしてくれました。
本当にあんなにありがたかったことはありません。
今でも、おばさんを見習ってあのような行動ができるようになりたいと思っています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)
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