下半身が透けた幽霊が出現すると同時にナイフが落下! 不可解な心霊動画=アルゼンチン

2023年6月5日(月)14時30分 tocana

 肉屋の奥から幽霊らしきものが姿を現した後、ナイフがテーブルから落ちるという不可解な映像がアルゼンチンの精肉店で撮影され、ネットで話題になっている。


 この映像は、アルゼンチンのチャコ市にある精肉店の防犯カメラが捉えていたもの。従業員が肉の置かれた長い金属製テーブルの前を通り過ぎたとき、黒い人影が素早く部屋から出ていく。すると突然、目に見えない力に押されたようにナイフが床に落ちてきて、2人目の従業員が困惑する様子が記録されていた。


 このとき、従業員達は何が起こっていたのか全く把握していなかったようで、後日防犯カメラの映像を確認したところ、見知らぬ男のような影が奥の部屋から出て行くのが捉えられていたので驚いたという。さらに映像をよく見ると、不気味な人影は上半身だけしかないようで、テーブルがはっきりと見えていたのでますます困惑した、と従業員は語っている。


 下半身が映らない人影というと、まるで日本の昔ながらの幽霊のようだ。ともあれ、この動画はTikTokに上げられた後、アルゼンチン国内のSNSで拡散されて大いに話題になった。動画を見た人々からは幽霊だ、店員のドッペルゲンガーだと言う意見や、カメラの不具合や巧妙なイタズラを疑う声も上がっている。


 たしかに映像をよく見てみると、ナイフが落ちる前に通過したという人影は動画の冒頭に一瞬映っているだけで、映像を都合よく切り取ったと考えられなくもない。防犯映像を数秒巻き戻せば、ただ従業員が歩いて奥の部屋へ入っていく様子が映っているだけかもしれない。ただこの人物の下半身が透けていることは気がかりだ。残像もしくは映像編集ということも考えられるが、これについてはわからない。


 またナイフの落ち方も少し奇妙だ。落ちる直前のナイフはテーブルの外側(通路側)に切っ先が向けられており、しかもナイフ自体がテーブルではなく肉の塊の上に置かれているようにも見えるが、ふつうそんな危険な置き方をするだろうか。切っ先から床に落とすことで音を大きく立てようとしていたのではないかと疑ってしまう。また、ナイフが落ちる前に、カメラの方に向かって歩いてくる従業員が怪訝そうにテーブルの方に目を向けているのはなぜだろうか。もしかしたら「なんて不思議なナイフの置き方をしてるのかしら?」とでも思ったのかもしれない。


 果たして、謎の影の正体は何なのか。皆さんもぜひ考えてみてほしい。



参考:「Coast to Coast AM」


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



tocana

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