「高齢者を騙し、会費を集める悪徳自治会。77歳の母も『標的』になってしまい...」（滋賀県・50代女性）

高齢の母親が、自治会の人間に騙されていました——。町内会（自治会）に関するこんなトラブル報告が、Jタウンネット編集部に寄せられた。投稿主は、滋賀県に住むIさん（50代女性）だ。

Iさんの母は77歳。4年前に自治会を退会したにもかかわらず、その後も会費を支払い続けていたというのだ。事実を知ったIさんは、自治会の人間に返金を求めたが、相手はまともに取り合うつもりもないようで......。

「きまりなので払って下さい」

77歳の母から、以前に住んでいた地域の自治会費を振り込むように依頼されました。母は引越しをしていて、4年ほど前にその自治会を脱会しているのに...。

そこで、支払う必要が無い事を母に伝えました。

念のため、脱退後に自治会費を支払ってないかと聞いてみたところ昨年と一昨年は支払ってしまったと領収書を見せられました。

一昨年は会計の方がアポなしで突然、引越先に自治会則を持ってきて「きまりなので払って下さい」と任意の一言も言わず強制的に払わされたそうです。

その流れで昨年も会計の方が集金に来たため、母は支払ってしまったそうです。

すぐに支払依頼書に書いてある自治会長と会計の方の電話番号を調べて連絡しました。何度か連絡をして、会計の方とつながり返金請求をしました。

会計の方では判断できないそうで、翌日に会長と協議して連絡するとの返事を受けましたが、翌日に連絡はありません。なので、その次の日に今年の自治会長と会計の方、一昨年の会計の方に連絡しました。

会則を熟読したら独居老人は自治会費が半額となっていたのに、満額で請求されていて額面通りに母は支払っていましたので、過払金と脱退後の自治会費の返還請求をしましたが総会で決議された以上、返金できないと言われました。

私は法律上、返金の義務があるのではないかという旨を伝えましたが、取り合ってもらえず。

でも今年の自治会長、今年の会計の方、一昨年の自治会長、一昨年の会計をたらい回しにされるだけで、まともに話すら聞いてもらえませんでした。母は泣き寝入りすると言っていますが、少額訴訟を起こすか、いま悩んでいます。

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