コロナ禍で「頭痛外来」の患者が増加 マスクのひもで、耳周辺の神経が刺激されて...
2021年6月13日(日)21時0分 Jタウンネット
[めんたいワイド−福岡放送]2021年6月2日放送の「イチめん」のコーナーで、マスク着用で起こる身体の不調について取り上げていました。
九州大学の健康・スポーツ科学講座で、運動時のマスク着用による身体への影響について実験を行いました。
マスク着用で運動すると...
26歳の男性スタッフに、時速10キロメートルで10分間、マスクの着用あり・なしで走ってもらい、1分間に肺に取り込む空気の量を計測。
マスクなしで走った場合、1分間に47.4リットルの空気を取り込めるのに対し、マスクありの場合では40.6リットル。約14%減少しており、これは酸素の利用も約4%下がっていることになるそうです。
マスクの抵抗によって上手く呼吸ができないと考えられ、マスク着用での運動は身体に影響があるという実験結果でした。
マスク着用で頭痛が以来の患者が増加?
マスク着用が頭痛の原因の1つになり、頭痛外来の患者が増加しているそうです。
マスク着用による酸素不足や、耳周辺にある頭痛に関連する神経へのマスクの紐による刺激や圧迫が原因で、頭痛が起きやすくなります。
感染対策も大事ですけど、マスクで体調を崩さないように注意することも必要ですね。
(ライター:Yuka.T)