給食と夕食が被らないように スーパーのサミットが近隣学校の献立表を掲示、お客様の声きっかけに「パート社員が持ち寄り」

2019年6月26日(水)19時36分 BIGLOBEニュース編集部

画像提供:asami kotani(@konitanasa)さん

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近隣学校の献立を売り場に掲示するスーパーのアイデアがTwitterで注目を集めている。この取り組みを行っているサミットに始めたきっかけなどを聞いた。


神奈川県藤沢市の「サミットストア テラスモール湘南店」の売り場には、小さい字で埋められた紙を6枚貼った掲示板が置かれている。貼られている紙は、店周辺にある小中学校の1ヶ月の献立表。子どもが通う学校の献立表を確認すれば、その日の給食と夕食が被らないようにできる。また、まとめて食材を買う場合にも先の給食がわかるため、計画的にメニューを組み立てることができる。


サミットに話を聞いたところ、献立表を掲示したきっかけは、「昼食と夕食がメニューがかぶってしまうので困っている」という“お客様の声”。これを解決する手助けがあればとの思いで、店で働くパートタイム社員が各校の献立表を持ち寄り、掲示を始めたという。なお、1校のみ通う子どもがいなかったため電話で説明したところ、献立表をもらえるようになったとのこと。1年半ほど前に始め、今では「給食はきちんと栄養のバランスのとれたメニューなので、食事を作る時の参考にしたい」との声も寄せられているという。


給食の献立表を貼ったスーパーの掲示板は、Twitterに投稿され拡散。「『お客さまの立場で考え実践する』ってこういうことだよね」「かぶり回避機能だけではなく、お母さんが晩ごはんメニューの参考にしたりとか、プラスの効果はデカい」「子供がいない家庭でもメニューの参考に便利」といった声が寄せられ大きな反響となっている。


給食と晩御飯かぶり


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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