【至極の高級日本酒を発売】「田んぼから語る、新たな文化を紡ぐ酒」

2023年6月30日(金)9時0分 ソトコト

ー 米農家だからこそ日本酒を伝えたい ー


私たちはここ八重原で専業農家として真摯に米作りを続けて参りました。
その中で「酒の根幹である米。米をつくる農家から、酒の本質をみつめ、テロワールを語れる日本酒をつくりたい」」「長野で生まれ育った最高の米、最高の酒蔵の技術があわされば唯一無二の酒をつくれるはず」
そんな想いが、『天土』を生みだす第一歩となりました。
『天土』は、米づくり農家と酒づくりの蔵元による、お互いへの尊敬と信頼から生まれた、ものづくりに対する真摯な想いが実らせた特別な日本酒です。
素晴らしい日本酒をより多くの方に知っていただく、日本酒の価値がより高まるよう取り組んでまいります。





ー テロワールを語れる日本酒を地方から世界に発信 ー


近年、日本で造った酒の輸出量が伸びています。2021年は前年比1.6倍の1147億円、2022年も11月までの累計で1279億円と、21年の水準を超えています。*1
中でも人気は、四合瓶(720㎖)で、1万円をこえる高級酒も多く、世界で日本酒は、ワインのように料理とのペアリングを楽しむ「嗜好品」として認知されつつあります。
テロワールがもたらす土壌や気候、風土などから特有の風味や品質を持つワインは、料理との相性を高め、より深いペアリングの楽しみ方を提供することが出来ます。
その世界を見た時に、日本酒は料理との相性の良さは知られていても、2億6000万hl* 2と圧倒的な消費量を誇るワインと比べて、テロワールやヴィンテージに関する情報が限られているという現状があります。 世界中でペアリングを楽しむ「嗜好品」としての地位を確立するには、ワインの文法で語れる日本酒であることが重要です。
農家が田んぼから発信する『天土』は、その課題に立ち向かう重要な一歩と考えています。


「テロワールとヴィンテージ」


『天土』に用いられる米は、酒造好適米 “金紋錦”*3
長野で生まれた、この地の気候風土のなかで最も味わい豊かで上質な酒を醸す米です。
ミクロクリマである八重原特A地区。その中でも、栽培に最も適した区画で、無農薬・無化学肥料栽培で育てた酒米は、口に含んだ瞬間から、金紋錦がもつ品格と調和、悠久の時と最上の米を作り出す八重原の風土、そしてこの土壌を知り尽くした米の生産者だからこそ語ることができるテロワールが感じられます。
また、毎年違う気候の中で育まれる米は、毎年違う表情を見せる酒に仕上がります。その年々の風土を映しだす酒をヴィンテージごとにお届けします。





田んぼの水は蓼科山の湧水。この湧き水は、長い用水路を流れる間に温められ、豊富なミネラルを含み、田に注ぎ込まれていきます。そして、八重原の強い粘土質の土壌で多くの肥料をしっかりと抱え込み、成長に必要不可欠な養分・ミネラルを保ち、有機物をたっぷり混ぜ、よりおいしい米をつくる土壌で育てています。





仕込み水は、梓川水系の井戸水を使用。北アルプスの山々に積もった雪が、何十年もの時を経て濾過され、梓川に流れ込んだ水です。その水質は、やわらかな口当たりと、きめ細かく滑らかな舌触りを作り出します。そして造りは、すべての工程に最も手間のかかる吟醸づくり。
米の雑味をなくすため、麹米は38%、掛米は40%まで削り、 ゆっくりと発酵させたもろみを、蔵人総出で行う「袋搾り」で上槽する。麻のような布袋から垂れる酒のみを抽出するのは、芳醇な香りや米の旨み、生まれたままの表情や個性を残すためです。
気の遠くなるような手間暇をかけて、奇跡の味わいが完成します。洗練されたフレッシュで華やかな林檎の香り、芳醇な果実味と和三盆のようなやさしい甘味、口当たりがよく上品で、金紋錦が持つ複雑さが奥行きのある旨味と品格を醸し出します。


『天土』それぞれの漢字が表現するもの


天:神々がいる場所、悠久の時と歴史、太陽(ヴィンテージ)
土:大いなる自然、風土、大地(テロワール)





ー 商品情報 ー


天土AMATSUCHI  純米大吟醸 
【価格】 15,000円(税別)
全量袋しぼり無加圧無濾過原酒
自家培養酵母
使用米:金紋錦(長野県東御市八重原特A地区)無農薬・無化学肥料栽培
アルコール度数:16%
容量:720ml
販売者:株式会社太陽と大地
醸造元:大信州酒造株式会社
WEBショップ
https://thekura.stores.jp
2023年6月リリース
Shop『坐kura』
389-0406
長野県東御市八重原1588
試飲は完全予約制
0268-71-0072
info@thekura.jp
【2種類の試飲と季節のアペリティフ】¥2,000〜


【酒米づくりへのこだわり】


ー 私たちは、より美味しい酒米を育てるため、日々努力を惜しみません。ー
稲にストレスのない栽培環境づくり
根を大きく張ることのできる田んぼをつくり、過不足のない肥料やミネラルの施用など、稲が本来持っている
生命力を十分発揮できる環境づくりに努めています。
適期の登熟
ここ数年の温暖化による暑すぎる夏は酒米にも悪影響を及ぼしています。幸いな事にわたしたちの八重原は標高が700mと高く高温による障害を受けにくい環境です。更に障害を低減できるよう田植えをできるだけ遅らせ一番暑い時期に稲穂の登熟期がこないよう調整し、より高品質な酒造好適米を生産しています。
火力を使わない自然乾燥
一般的な酒米は熱風によって短時間で乾燥しています。しかし、それは自然の姿ではありません。
自然温度の風で長い時間をかけて乾燥させることで、ストレスがない美味しい酒米が誕生します。
【安心へのこだわり】
トレーサビリティ
お届けした酒米は、どこの田んぼで、いつ、誰が、田植え、稲刈り、精米出荷したか全てわかるように管理しています。
蓄糞堆肥不使用
ホルモン剤や抗生物質、重金属等を含む可能性のある蓄糞堆肥は一切使用しておりません。
無農薬・無化学肥料
自然のためにも、体のためにも合成化学物質の肥料の使用を控えています。「余計なものは田んぼには入れない、そして、お米以外は持ち出さない」持続可能な農業を目指しています。





日本の神代よりつづく新嘗祭は、天地の神に新穀を奉る儀式。
水、光、風、土。米づくりに欠かせない自然の恩恵を賜るため、人々は古来から、雨雲をよぶ霊峰、あまねく照らす太陽、いのち生ずる土地に祈りを捧げてきました。
本来は語り合えない自然と人が、米を依代として、精神の奥深くで結ばれる。
この国では、米づくり、そして米から作られる酒造りの行為そのものが、ひとつの神事であるといえます。
私たちは米農家だからこそ、自然との共生を大切にしながらおいしい米を作り、その米を使った最高の日本酒をお届けすることに情熱を注いでいます。『天土』を通じて、八重原の風土を感じ、日本酒の可能性を共有できれば、これ以上の喜びはありません。


⚫︎大信州酒造株式会社

ソトコト

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