全国共通?みんなで料理をシェアすると「最後の1個」に手が出しにくい

2018年7月16日(月)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年7月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、お皿に残った最後の1個を食べるか食べないかという話題がありました。


友人や同僚とご飯を食べて、最後に残った1個。なんとなく気まずさを感じますよね。


いろんな呼び名が存在する


番組では、街頭インタビューをしており、「最後に残った一個をどうしますか?」との質問に「他人に譲る」「手を付けずに残す」「1個残った瞬間、食べてしまう」などのいろいろな回答がありましたが、やはり、みなさん気まずさを感じているようです。


そして、最後の1個には地域によって独特の言い回しもあるようで、多かったのが「遠慮のかたまり」。「遠慮のかたまりやから食べてしまって」というような使い方をするそうです。


面白かったのは青森地方で、「津軽衆」と言います。奥ゆかしい遠慮深い津軽の人の気質からそう言われるようになったそうです。


最後の1個になかなか手をつけられないのは、やはり「空気を読まない人」だとか「遠慮しない人」だと思われたくないという、皆で和を保つ日本人の気質ならではかもしれません。


金沢のとある料理店では、この1個残ることを防ぐために、普通は7個入れるからあげをお客さんの数によって調節したり、あらかじめ数を伝えたりするそうです。


ちなみに、中国では、おもてなしの際に食べきってしまうと「食事が足りなかったのでは?」と思ってしまうので、何でも多く準備するのだそう。残る心配よりも足りない心配の方が大きく、残ると安心するんだとか。食事の1個残しにもさまざまな考え方があるんですね。(ライター:りえ160)

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