分かりすぎて辛い... ある高校生が作った「一緒にゲームをしたくない人の行動まとめ」が話題に
2020年7月16日(木)11時0分 Jタウンネット
友達と集まって、あるいはネット上で、ワイワイとゲームをするのは楽しいものだ。みなさんも、一度は仲間達と対戦や協力プレイをしたことがあるだろう。
格闘ゲームやレース、シューティング...などなど。ジャンルは豊富だが、ゲームには大体勝ち負けがつきものである。
友達との遊びであっても、負けると気分はあまりいいものではない。それゆえに「言い訳」や「文句」をいう人もいるようだ。そんな人の言動や行動をまとめた
「一緒にゲームしたくない人3選」
という投稿が、ツイッター上で注目を集めている。
一緒にゲームしたくない人3選
— YUTA. (@Momo___318) July 12, 2020
「単純に雰囲気が悪くなる」
投稿者はツイッターユーザーのYUTA.(@Momo___318)さんである。小学3年生からゲームをやり続けているという高校生の彼。いわゆる現役のゲーマーだ。
そんな彼がまとめた「一緒にゲームしたくない人」の特徴を見ていこう。

まず初めに紹介するのは「プレイを誉めずにキャラや武器を誉める」人である。画像では携帯ゲーム機を手に持った男の子が
「うわその武器つよ!やっぱりそのキャラぶっ壊れだわ!」
と言い放っている。
この状況は何を意味しているのだろうか。YUTA.さんは15日、Jタウンネットの取材に
「まるで自分のプレイが全て武器のお陰だと言われている感じがするからです」
と話す。ゲームに勝利できたのは、キャラクターや武器を使いこなすプレイヤーがいたからだろう。わざわざ口にだして「キャラや武器を誉める」のは、周囲をイラっとさせるかもしれない。
続いては、こちらだ。

「ほんと雑魚すぎ!こいつらまじ〇ね!」
ゲーム機を叩きつける男の子が見えるだろう。決して自分自身や、操作していたキャラに激怒しているわけではない。敗因を「全部味方のせいにする」人のようだ。
聞くまでもないだろうが、こういった人を選んだ理由について、YUTA.さんは
「自分にもプレイミスや至らなかった点があるのにも関わらず、チームメンバーに敗因を擦り付けるような言葉であり、単純に雰囲気が悪くなるということです」
という。負けた時に、文句を言うのはご法度だろう。
「終わったことをネチネチと引きずること自体が...」
最後に紹介するのは、こちらの人物だ。

パソコンの画面に向かって、お怒り気味に言葉を放っている男性の姿がある。眉を逆さにしながら
「あそこで逃げちゃダメでしょ...。あそこはもっとさ...」
とネチネチと画面に向かって小言を呟く。きっと負けてしまった後、他のユーザーのプレイングに対して「こうしていたら、ああしていたら」とケチをつけているのだろう。
この画像の意図について、YUTA.さんは
「言われた側からすると、じゃあ君は完璧なプレイをしたの?となりますし、終わったことをネチネチと引きずること自体が、雰囲気を悪くするということです」
という。
ここまで3選を一気にご紹介してきたが、一緒にゲームをしたくない人に共通するのは、場の雰囲気を悪くするということだろう。YUTA.さんも取材の中で
「一緒にしたくない理由は単純で、ソロプレイにはない、チームプレイにおいての醍醐味である、褒めあったり、励ましあったりするといったことが出来ないどころか、その逆であることをされてしまうからです」
と話している。
彼の投稿を見た他のユーザーも、ツイッターに
「わかる。それに対してなんて反応すればいいの?ってなる。何も言わないとそれはそれで沈黙が気まずいし」
「この世の不利益は全て当人の能力不足。恨むなら自分を恨みなよってね」
「ダチに一人そういうやついるから分かるわ‥ラグが、とか強キャラだから、とか普通に楽しくなくなるわ」
といった共感の声を寄せている。また投稿を見て「結構当てはまるな...気を付けねば」と反省する人も。
こうした反響について、彼に聞いてみると、ツイートの内容が全て正しいわけではないとしたうえで、
「このツイートを通して、少しでもプレイ中の自分の言動に注意してくれる方が増えることを願っています」
としていた。