「ピニャータ」って知ってる? 【パーティで絶対盛り上がる!】 100均で簡単に作ってみた

2021年7月17日(土)18時6分 マイナビ子育て

子ども達と一緒に仮装をして、ハロウィンパーティを計画している人もいるのでは? そんなパーティの場でオススメなのが「ピニャータ」。メキシコなど中南米でお祝い事に使われる紙製のくす玉で、実は簡単に作ることができるんです。パーティで大盛り上がりすること間違いなし! ぜひ作り方をマスターしてみてください♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

秋のイベントとして人気のハロウィン。日本での楽しみ方はさまざまですが、子ども向けに開催されているイベントも多く、参加する機会も増えてきたのではないでしょうか。

仮装をしたり、お菓子をもらって回る「トリック・オア・トリート」をしたり、ハロウィンっぽくデコレーションされたお店を眺めるだけでも気分が上がります。

今回ご紹介する「ピニャータ」は、特に子どもウケ抜群! ハロウィンパーティなどでやると、とっても盛り上がりますよ〜♪

ピニャータとは?

「ピニャータ」は、メキシコなどの中南米を中心に、子どもの誕生日などのお祝い事でよく使われるくす玉のようなもの。ハロウィンパーティでも定番となっていて、ハロウィンらしくおばけやかぼちゃなどの形に作られます。

しかし、子ども達が大喜びするのは単なる飾りだからではありません。

なんとこのピニャータ、最後に壊されるんです!

パーティの終盤、子どもたちは目隠しをして、吊り下げられているピニャータが割れるまで、交代しながら棒で叩きます! まるでスイカ割りのようですね。

ピニャータの中にはお菓子やおもちゃが詰められていて、叩き割られた瞬間に部屋に散らばります。それを拾うのも、また楽しいんですよね。

「ピニャータを割る」ということは、悪いものを叩いて追い払う意味があるのだそう。

スイカ割りのようなゲーム性で、パーティの参加者みんなが夢中になってしまいますよ。

ピニャータを作ってみよう!

市販のピニャータもありますが、まだ日本ではどこでも手に入るものではありませんよね。参加する人数や、中に入れるお菓子の種類や量によっても、ぴったりのサイズは変わってきます。

必要な材料は100均でそろうので、材料費はそんなにかかりません。作り方はとっても簡単で、小さなお子さんと一緒に作ることができます。ハロウィンの工作と思って作ってみると、意外におもしろいですよ。

材料

ピニャータのベースになる土台を作る材料は風船、半紙、のりの3つ。

のりは薄めて使うので、洗濯のりでもOK。小麦粉を水で溶いて、新聞紙を貼りつけて作る作り方もあります。小麦粉を使うと、しっかりした頑丈な仕上がりになるので、参加する人の顔触れやどのようなゲーム展開にしたいかによって材料を選んでみてください。

ベースの作り方

風船を膨らませて、水で溶いたのりをつけた半紙を貼っていきます。風船はふわふわと動くので、結び目を下にしてコップやココット皿に乗せると、安定して作業がしやすくなります。

のりはかなりゆるく、シャバシャバでOK。貼りやすい大きさに切った半紙をひたして、水を軽く切って貼りつけていく感じです。貼りつけ作業時はのりが垂れてくるので、下に新聞紙やシートを敷いておくと安心。

1枚1枚は薄いので、何枚か重ねていきます。結び目周辺は後で風船を取り出し、お菓子を入れる口になるのであけておきます。3回ほど重ねて貼ったら、風通しのよい場所につるして乾燥させましょう。

濡れていると半透明だった半紙が、乾くと白く固くなります。それでも光が透ける薄さで、押すとべこべこするかも。重ねる枚数で厚みが変わってきますが、透けて見えるくらいでも意外と破けません。

頑丈に作りすぎると叩いても破けないので、多少べこべこするくらいがちょうどいいかも。乾いて形がしっかりできたら、風船は空気を抜いて取り出しても大丈夫です。

仕上げ

ベースができたら好みのデコレーションをして仕上げていきましょう。今回は色画用紙で仕上げる方法を紹介します。

貼りつけるのに適当な大きさにカットして切り込みを入れます。何枚も必要なので、重ねて切ると効率がいいですよ。

切り込みを入れていない側にのりを塗って、ベースに貼っていきます。このときは水で薄めずに、通常ののりで貼りつけ。風船の形のカーブに沿って、少し重ねていきながら隙間が目立たないようにどんどん貼って、形を整えていきましょう。

のりが乾いたら紐をつけるための穴を開けます。目打ちなどで4ヶ所穴を開け、ビニール紐を通します。小さめの場合は、穴は2ヶ所でもOK。入れるお菓子の重さに耐えられるように、穴を開けた場所は裏にビニールテープを貼って補強すると安心です。

紐の先が割れて通しにくくなるときは、セロハンテープを紐の先に巻いておくと通しやすくなります。

あとは思い思いの顔のパーツをつければ完成です♪ 目や口のパーツも色画用紙をカットして貼りつけてください。

今回は色画用紙でデコレーションしていきましたが、絵の具を塗ったり、折り紙やお花紙、ペーパーナプキンなどを使って仕上げてもイイですよね。ビニールテープでポンポンのように作れば、よりモンスターっぽい雰囲気になりそうです。

顔をつけたりするのが自信ない……というときには、ハロウィン柄のペーパーを貼りつければ雰囲気が出ますよ。

ついでに叩く棒も準備すると◎。

ピニャータは意外にしっかりしているので、思いっきり叩きます。棒がやわらかいと叩きづらく、力が入らないので、しっかりした棒が適しています。

子どもでも握りやすく、長すぎず、振りやすいもの。オススメはラップの芯です。そのままだと味気ないので、余裕があればハロウィンカラーの色画用紙を貼ってみて。

ピニャータの遊び方

ピニャータが完成したら、中にお菓子を詰めます。外に飛び散るので、個包装になっているお菓子を入れていきます。

個包装になっているお菓子なら何でもいいかというと、ちょっと注意が必要です。叩く衝撃、そして落下の衝撃はかなり大きいので、砕け散りにくいものを選ぶようにしてみて。

クッキーやビスケット、スナック菓子はほぼ確実に粉砕します……。固いキャンディーでも砕けていることがあるくらい(笑)。

袋が破けなければ食べられる〜と思っておきましょう。

棒にかけたり、ひもを大人が持って吊り下げて準備は完了です。あとは目隠しをして、順番に棒で叩いていきます。ちなみに我が家は、思い切り叩けるように目隠しをしたことはありません(笑)。

小さな子どもがいる場合は棒に当たると危ないので、叩いているときに近寄らないよう距離を保つようにしましょう。

ピニャータを薄く作っていても、意外に破けません。3〜4周目くらいで破けるのが理想ですが、何周しても破けないことが何度かありました……。

そんなときは底部分にカッターで切り込みを入れて、お菓子を飛び出しやすくしてみるといいですよ。

破けてお菓子が飛び出したら拾います。一気にわ〜っと集まるとぶつかって怪我をするかもしれないので、大人数で行うときには、人数やお菓子の数を制限したり、年齢順で拾ったり、特別ルールを決めて安全に楽しめるように工夫してみてください。お菓子を入れる袋もあると、拾ったあともスムーズ。

ピニャータの遊び方〜応用編

基本的な遊び方は同じですが、独自ルールなども加えてアレンジして楽しんでもいいですよね。昨年の我が家のピニャータは、お菓子を獲得する方法を少しアレンジしてみました。

というのも、固くて壊れにくいお菓子というと、キャンディーやチョコレートなど、どうしても種類が限られてしまうから。本当はクッキーやスナック菓子、チョコでもパフが入っていたりするものなんかもほしいですよね。

ピニャータのサイズ的に入れられないときにも使える手を思いつきました!

ハロウィンカラーの3色の色画用紙を小さくカットし、入れても大丈夫な個包装の固い小さなお菓子と一緒にピニャータの中へ。この色画用紙はお菓子の引換券として、色によって選ぶお菓子と数が決められていて、好きな物を選べるルールにしてみました。

ひらひらと舞い落ちる色画用紙も拾い集め、あとで好きなお菓子と交換できるので、これまで避けていたスナック菓子でもクッキーでも大丈夫! 甘いもの以外がほしい子もいるので、なかなか好評でした。

ちなみに我が家ではこの後、兄弟間のお菓子交換会が開催されるのが恒例となっています。たくさん拾い集めた子が少ない子に分けてあげたりもします。交渉スキルもアップします(笑)。

ハロウィンらしく、仮装してピニャータをすればもっと盛り上がりますね。

おうちで家族だけでやるもよし、大人数でパーティを開いて楽しむのもよし。手作りなら用途や人数に合わせて調整できるもいいところです。

作り慣れたら、形を変えてみたり、素材を変えてみるのもいいですよ。ハロウィンの日までインテリアとして飾っておけば、当日までのワクワク感が増します。

まとめ

ピニャータは、お菓子が詰められているくす玉のようなもの。材料は100均でも揃い、作り方も簡単なので、子どもと一緒に作ってハロウィンの気分を盛り上げてみてはどうでしょうか。

当日は、スイカ割りのようにピニャータを棒で叩いて、こぼれたお菓子を拾い集めるゲームをします。

棒がほかの人に当たらないよう配慮し、ルールを決めて安全に楽しんでくださいね♪

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