内陸なのに「●●島」だらけ...なぜ? 石川にある不思議な地名の由来を追った

2020年7月25日(土)6時0分 Jタウンネット


[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年7月13日放送の「なぞの細道」のコーナーで、石川県にあるちょっと変わった地名について調査していました。

県の南西部に位置する川北町。この周辺には、○○島という「島」がついた地名がとても多いんです。いったい、なぜでしょうか。

氾濫を繰り返してできた島

川北町や白山市の手取川流域の平野部には、漆島、森島、向島など「○○島」という地名がとてもたくさんあるんです。

白山市には12か所、川北町には6か所、計18か所ありました。

〇〇島という地名は、手取川の周りに多いです。

かつて手取川は、度々氾濫を起こしていました。その氾濫が起こったときに、大量の土砂や石がたまった場所がこんもりと島のようになります。

やがて川の位置が移動し、その平野部は田んぼとなりましたが、土砂がたまった場所は高いところを利用し、そのまま集落となり広がっていったのです。

実際に集落の海抜は、大きいところで8メートルも違うそうです。

手取川の歴史を感じさせる地名なのですね。

(ライター:りえ160)


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