スタバの数で都道府県の戦闘力が分かるって本当?→検証してみたらマジだった

2020年7月26日(日)8時0分 Jタウンネット


スターバックスの店舗数で、その都市の戦闘力が計れるらしい——

ある時ネットサーフィンをしていて、こんな投稿を見つけた。少し前のことだったので、詳しくは忘れてしまったが、確か5ちゃんねるのスレだったはず。書き込みを目にした瞬間「なんとなく分かる...」と思ったことを覚えている。

しかし、「スタバの数=戦闘力」という考え方は、本当に都市の実態を表しているのだろうか。なんとなく、有無を言わせぬ説得力があるような気もするが...。

そこで、Jタウンネット記者が検証してみることにした。

スタバ店舗数で見た「四大都市」は

スターバックス コーヒー ジャパンの公式サイトによれば、国内のスタバ店舗数は1574(2020年7月16日現在、以下同)。

その店舗分布に基づき、47都道府県を塗り分けたのがこの図表だ。あわせて、上位5地域の結果も紹介している。

やはりというべきか、店舗数がもっとも多かったのは東京(366店)。2位にトリプルスコアの差をつけて圧倒した。都内だけで国内全店の約4分の1を占めているほか、人口あたりの店舗数を計算してみたところ、断トツのトップ。さすが首都、といったところか。

以下、2位大阪(120店)、3位神奈川(119店)、4位愛知(115店)、と続く。店舗数をそのまま「戦闘力」に見たてても、かなり納得できる結果ではないだろうか。

なお、店舗数が3ケタだったのはこの4地域のみ。5位の千葉は76店舗なので、愛知とはやや開きがある。そうなると、スタバの店舗数で見た戦闘力では、東京・大阪・神奈川・愛知を四大都市と言ってよさそうだ。

50店舗以上あったのは、千葉のほか埼玉(71店)・福岡(62店)・兵庫(57店)の4地域。次いで北海道(41店)、京都(37店)で、ここまでがトップ10となる。各地方を代表するような地域が軒並み名を連ねている印象だ。

全体的に見て、店舗数を都市の戦闘力に置き換えても、そこまで大きな違和感はない気もするが、いかがだろうか。とくに、関東の「東京>>>>>神奈川>>千葉>埼玉(後略)」という序列には、なかなか納得感があるような......。

あなたの地元の結果は?

ここまで、店舗数が多い都道府県を中心に見てきた。

では逆に、スタバが少ない地域はどこなのだろうか。店舗数トップ10(改めてご紹介)、ワースト10をまとめた表がこちらだ。

店舗数が最も少なかったのは、鳥取・島根・徳島の3地域。いずれも4店舗だったが、人口あたりの店舗数を踏まえて、徳島(10万人あたり0.54店)を最下位とした。島根は同0.59店、鳥取は同0.71店だった。

スタバの進出が最も遅かったのは鳥取だが、今回のランキングでは最下位の汚名を免れた形だ。以下、高知(5店)、宮崎(6店)、山口(7店)...と続いている。やはりというべきか、各地方の中心的な都市から離れれば離れるほど、店舗数は少なくなってしまうようだ。

その他の都道府県の結果は、以下から確認してほしい。

ちなみに、人口あたりの店舗数の上位を見ると、1位は東京(10万人あたり2.66店)で変わらないが、2位に沖縄(同1.66店)、3位に愛知(同1.53店)、4位に山梨(同1.47店)、5位に京都(同1.43店)がランクインした。

沖縄、京都が強さを見せるのはなんとなく分かるが...山梨の躍進は少し意外かもしれない(単純な店舗数では山梨は27位)。

なお、人口あたりの店数が最も少ないのは、鹿児島(同0.50店)だった。


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