辛いのに箸が止まらない! 「麻辣麻婆の夏野菜鍋」がビールに合いすぎる

2019年7月26日(金)12時0分 食楽web


麻辣麻婆の夏野菜鍋。野菜中心の鍋ながら食べごたえ十分(写真は4人分) | 食楽web

 夏に鍋料理が食べたい人はあまりいないと思います。「暑いときに鍋料理なんて食べてられねーよ!」という声が聞こえてきそうですが、“夏野菜”&“旨辛”ときたらいかがでしょう? 少し興味がわくのではないでしょうか。

 なぜこんな話をするかというと、全国に店舗を構える居酒屋『ミライザカ』で、この夏、期間限定(9月8日まで)で「麻辣麻婆の夏野菜鍋」をコースで提供中との情報をゲットしたから。なんでもコースには、うなぎのひとくち寿司やロメインレタスのシーザーサラダ、特製生姜だれ冷奴、〆の冷やし中華のほか、飲み放題もつくのだそうです。これは味わうしかあるまい…ということでさっそく『ミライザカ 新宿西口店』へ行ってきました。

辛くて旨くてビールが止まらない!


コースは一人3500円・税別

 メインの麻辣麻婆の夏野菜鍋には、ズッキーニ、オクラ、ナス、そして自家農園で栽培しているというロメインレタスなど、旬の夏野菜がたっぷり。真っ赤なスープの中に絹ごし豆腐の白さが際立ちます。これは辛そう…。辛い物好きの筆者ですら武者震い。

 まずスープからいただきます。ややとろみのあるスープがゆっくりと口の中へ。どれだけ辛いかと思えば意外や意外、口から火を噴くような辛さではありません。ピリリとした軽くしびれる辛味がじんわりと口いっぱいにひろがるマイルド系の辛さ。そしてかすかな甘みが後追いでやってきます。このしびれる辛さは中国・四川省の花椒。香りもよく、食欲をかきたてます。さらにこれがまたビールによく合うこと。止まりません。


長野県にある自家農園で採れたロメインレタス

 ズッキーニはシャクシャクした食感で、噛むとしみ込んだスープの辛みがじんわり。ナスやオクラは甘みもあって、辛さとのコントラストが絶妙です。ロメインレタスは新鮮さがわかるほどにシャキッとした歯ざわり。これはうますぎる! キリッと冷えたビールを飲みつつ、いくらでも食べられそうな鍋料理です。野菜ばかりで動物性のものは麻婆の挽肉だけですが、食べごたえは抜群。


シーザーサラダは鍋の箸休めにぴったり

 鍋のほかには、ロメインレタスを使ったシーザーサラダが箸休めにぴったり。また、〆の冷やし中華は酸味をおさえたスープで、お酒を飲んだあとにはちょうどいい味になっていました。


〆の冷やし中華。お酒のあとなのでスープの酸味は控えめになっています

 暑い日に辛いものを食べると発汗が促され、涼しさを感じやすくなるだけでなく、辛味成分が中枢神経の働きを高めて、食欲増進の効果があると言われています。今年の夏は、この麻辣麻婆の夏野菜鍋を食べて、暑さを吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

店名:ミライザカ 新宿西口店

住:東京都新宿区西新宿1-13-1 今佐ビル4・5・6F
TEL:050-7302-5008
営:月〜木16:00〜翌3:00
  金16:00〜翌5:00
  土13:00〜翌3:00
  日・祝日13:00〜翌1:00
休:無休

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