A5黒毛和牛が食べ放題! 話題のカウンターステーキレストラン『銀座のステーキ』に潜入してみた

2023年7月26日(水)10時50分 食楽web


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●テレビでも話題のA5黒毛和牛食べ放題の鉄板焼レストラン『銀座のステーキ』。実際どんな食べ放題が待ち受けているのか、潜入調査してきました。

 銀座本店・銀座中央店・渋谷店に続き、2023年5月19日(金)に恵比寿店も新たにオープンした鉄板焼レストラン『銀座のステーキ』。出店相次ぐ『銀座のステーキ』のその人気の秘訣は、A5黒毛和牛のステーキが食べ放題ということ。しかもランチコースは7480円(※税込 / 別途お席料300円とサービス料10%)と鉄板焼きレストラン、かつA5黒毛和牛食べ放題とは思えない価格設定です。実際、どんな食べ放題が行われているのか、恵比寿店で調査してみました!

食べ放題とは思えぬクオリティの、鉄板焼きステーキレストラン

『銀座のステーキ 恵比寿店』があるのは、JR・東京メトロ恵比寿駅から南西方面に歩いて5分ほどの場所。「恵比寿ホリックホテル」の 1F・2Fに位置します。

 店内は食べ放題店とは思えない、特別感のあるしつらえです。木目のカウンターテーブルに、石のタイル張りの壁面、温かい照明が配されているなど、デートでも使えそうな高級鉄板焼店の雰囲気が漂います。

 1階は鉄板を囲むように配置された、全11席のカウンター席。2階は4人以上で利用できる全8席の個室(1室5500円〜)になっています。個室ながらも職人が目の前でステーキを焼き上げるカウンタースタイルで、2面採光で自然光が差し込む明るい雰囲気も魅力的です。

自家製サラダにヴィシソワーズ、A5黒毛和牛100%のハンバーグとコース前半から抜かりなし!

 今回オーダーしたランチコースは、前菜、スープ、本日の一品料理、おかわり自由の赤身肉ステーキ、ご飯と赤出汁、デザートが付いて一人7480円(※税込 / 別途お席料300円とサービス料10%)。食事は120分制で、ラストオーダーはスタートから75分後となっています。ちなみにディナーは赤身肉に加え、霜降り肉のステーキもおかわり自由となり、料金は11880円(※税込 / 別途お席料300円とサービス料10%)です。


(左)「自家製チキンハムのサラダ」。(右)「スパイス香る冷製ヴィシソワーズ」

 本日の前菜は、「自家製チキンハムのサラダ」が登場。ピンクペッパーとビネガーがきいていて、蒸し暑い夏でもサッパリといただけます。続く「スパイス香る冷製ヴィシソワーズ」もローズマリーとペッパーパセリがアクセントになっていて、食欲を呼び覚ましてくれる本格的な味わいです。


「本日の逸品」。A5ランクの黒毛和牛を使ったハンバーグ

 その日によって異なる「本日の逸品」は、A5ランクの黒毛和牛を使ったハンバーグか、焼きしゃぶが登場することが多いそう。逸品料理にもA5ランクの黒毛和牛が使われているとはあっぱれです。

 A5ランクの黒毛和牛のみで作り上げるハンバーグは、その日によって使用される部位が異なるそうですが、訪れた日は高級部位のヒレ肉のミンチも入っているとのこと。100グラムというコースにしては満足感のあるボリュームのハンバーグ、この日は白米も進んでしまう照り焼きソースでジューシーな味わいが楽しめました。


焼きしゃぶ

 焼きしゃぶはソトモモという部位のスライスを使い、鉄板で蒸し焼きにしながら仕上げています。お湯でしゃぶしゃぶせず、鉄板で焼きながら水を加えて蒸している焼きしゃぶは、肉の旨みが逃げずしっかりと強い味わいが感じられました。こちらは自家製おろしポン酢でさっぱりと。

職人が目の前で焼き上げるステーキは、10種類以上の部位を食べ比べできる!


写真は2名分

 お待ちかねのステーキですが、まずは3種類の部位別に順番に職人が目の前で焼いて、焼き立てをテーブルサーブしてくれます。その後、お代わりしたい方は追加オーダーが可能なシステムです。使用するA5ランクの黒毛和牛は仕入れの状況によって日々異なるそうですが、この日は千葉県産の上総牛を使っているということでした。

 部位の指定はできないということですが、なんとランチでも10種類以上の部位を食べ比べることができてしまいます! しかも1つの部位で約60〜70グラム。デフォルトで提供されるハンバーグと3種のステーキだけで約300グラムにも及びます。ステーキというと200グラムあればとりあえず十分という量なので、おかわりせずとも満足できるコースであることがお分かりいただけるでしょうか。


職人さんが目の前で、肉の性質や部位に合わせた絶妙な火入れで、ステーキを最高の焼き加減で仕上げる。職人さんは『パレスホテル東京』や『うかい亭』など名だたるお店の出身者が多く、安定した腕の持ち主たち(食楽web)

 ステーキソースは、醤油パウダーと合わせた『銀座のステーキ』オリジナルのガーリックチップに、粗挽きの黒胡椒、ウニの深い旨みに醤油を合わせたウニソース(今後変更の可能性あり)の3種類が用意されています。各220円ですりおろしたワサビと刻んで醤油につけたワサビ、西洋ワサビを合わせた厳選ワサビ、オーストラリアのミネラルたっぷりなマレーリバーソルト(塩)を追加オーダーすることも可能です。

 この日最初のステーキは、ウチモモという後ろ脚の内側にある部位が登場。美しいあずき色、カットした断面がぷっくりと膨れ上がるほど肉汁をたっぷりとたたえたステーキから、職人の腕の高さが窺えます。

 ウチモモは赤身ではあるのですがローストビーフやすき焼きにも使われるような、適度にサシが入った部位です。そのため、ワサビの辛さをきかせることで、牛肉の旨みが際立ち、後味爽やかにいただけます。

 続くこの日の2枚目はカメノコと呼ばれる、後ろ脚の付け根付近の部位です。ウチモモよりも弾力があり、赤身の旨みが感じられる部位なので、まずは塩やコショウなどシンプルな味付けでいただくのがおすすめです。

 この日の3枚目はシキンボと呼ばれる、後ろ脚のウチモモとソトモモの間にある部位です。牛一頭から少量しか取れない脂が少ない部位で、強い赤身のバターのようなうま味が感じられ、個人的には一番好きな部位でした。

 おかわりで登場したのは、ソトモモの赤身部分。こちらはウチモモ以上に脂がのっていて、霜降りステーキを食べているかのような満足感です! 食いしん坊な私も、おかわり1回、合計350グラムほどのステーキとハンバーグでお腹がパンパン。食べる人は500グラムほどのステーキを平らげるそうですよ。ちなみに付け合わせのタマネギサラダもおかわり自由!

 このほかランプやヒレ、リブロースなどもアラカルト(別途料金)でオーダー可能です。ランチでも高級部位が食べたくなったら、別途オーダーを。

 ステーキに合わせたくなるワインもグラス(550円〜)で赤・白・スパークリング4種類、ボトル(5500円〜)はスパークリングと白が各3種類、赤ワインが12種類ほど揃います。このほかビールやハイボール、焼酎、ウイスキーなどの各種アルコール、ソフトドリンクも豊富に揃います。

まとめ

 一般的な食べ放題店というよりは、その日のおいしいステーキの部位を食べ比べできる、カウンター鮨のおまかせコースのような楽しみ方ができるステーキ店でした!

(取材・文◎中森りほ)

●SHOP INFO

店名:銀座のステーキ恵比寿店

住:東京都渋谷区恵比寿南1丁目16-8恵比寿ホリックホテル 1F・2F
TEL: 03-3715-3478(受付時間11:00〜22:00)
営:11:30〜16:00 (最終入店14:00、L.O. 15:15)、17:30〜23:00 (最終入店20:30、L.O. 21:45)
休:年末年始
https://www.ginzano.jp/steak/ebisu/

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