大学生の部屋探し、決め手は学校の近さ…検討開始時期に男女差
2019年7月29日(月)16時15分 リセマム
「大学生・社会人お部屋探し白書2019」は、マイナビが運営する賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」が調査を実施。調査時期は2019年5月、直近1年以内に引っ越しを伴う部屋探しを行った大学生(18歳〜22歳)500名と社会人(27歳・28歳)500名から回答を得た。
大学生の調査結果を見ると、物件の検討開始時期について、男性は入学直前の3月が最多。女性は時期にばらつきがあり、男性のような大きなピークはなかった。推薦入試や一般入試の合格のタイミングにあわせて部屋探しを開始しているようだ。
問合せから契約までにかかった期間は、「2週間以上〜3週間未満」17.4%、「1週間以上〜2週間未満」16.8%、「0日(問い合わせた日に契約)」15.6%が上位となった。「0日」と回答した人の理由では、「いい物件ならその日のうちに決めて、早く新生活を始めたい」があったという。
部屋を決める際の最大の決め手を尋ねると、「学校から近かったから」22.4%が1位となり、ついで「賃料が希望と合致したから」13.0%、「間取りや広さが気に入ったから」11.8%。男女別で調査を行っているが、男女ともに同じ順位結果となった。
社会人の調査結果では、男性が「賃料が希望と合致したから」19.2%が1位、女性は「間取りや広さ」18.1%が1位となっており、男女間で価値観の違いがみられた。
「マイナビ賃貸」内の特設サイトでは、調査結果の詳細を公開。部屋探しの主体や利用したツールに関する調査結果なども閲覧できる。