アメリカに行ったら絶対食べたい日本未上陸の魅惑の「ファストフード・チェーン」3選

2023年7月29日(土)10時50分 食楽web


食楽web

 アメリカ旅行に行ったら、ザ・アメリカンなファストフードを食べてみたくないですか? 『マクドナルド』や『バーガーキング』、『タコベル』などアメリカを代表するファストフード・チェーンはたくさんありますが、せっかく旅行するなら日本未上陸のものを食べてみたいですよね!

 そこで今回は、日本未上陸でかつアメリカでも人気の高い、3つのファストフードチェーンをご紹介! チーズバーガーを食べ比べて来ました。

 1ドル=144円(※2023年7月上旬の価格)

西海岸エリアのみの味! LA発の人気ハンバーガーチェーン『イン・アンド・アウト・バーガー』


「チーズバーガー、ポテト、ソフトドリンク」のコンボ 7.95ドル。チーズバーガー単品の場合は3.65ドル

 ロサンゼルスやサンフランシスコ、ラスベガスなど、西海岸を訪れるなら食べたいのが、カリフォルニア生まれのハンバーガーショップ『イン・アンド・アウト・バーガー(In−N−Out Burger)』です。

 1948年にハリースナイダー氏とその妻により、カリフォルニア州初のドライブスルーのハンバーガーレストランとして誕生。現地では“イナナウト/イネナウト”と呼ばれており、カリフォルニア州、ネヴァダ州、アリゾナ州、ユタ州、テキサス州に300店舗以上を展開しています。

 ファストフードだからと侮ることなかれ、イネナウトの最大のウリはフレッシュさ。冷凍の食材は使用せずに、注文を受けてからハンバーガーも調理を開始します。それでいて、値段もそこまで高くないのが嬉しいところ。


「チーズバーガー」をアニマルスタイルで注文

 バーガーメニューは、「ハンバーガー」、「チーズバーガー」、「ダブルダブル(パテ2枚、チーズ2枚)」の3種類ですが、裏メニューやカスタムが可能で、バンズの代わりにレタスでサンドしたり、チーズバーガーからパテを抜いたりすることもできます。

「チーズバーガー」は、パテ、トマト、レタス、オニオン、サウザンアイランド風のオリジナルソースで構成されています。今回注文したアニマルスタイルは、ピクルス・グリルしたオニオン・オリジナルソースを無料で追加してくれるカスタマイズです。

 ほのかに甘いバンズ、ジューシーなパテとフレッシュな野菜、素材の旨さを感じるシンプルな美味しさなので、ガツンとした味わいが好きな方はアニマルスタイルがおすすめ。より濃厚でザ・アメリカンな味わいを楽しめます。

 ポテトにもこだわっており、コレステロールフリーの植物性オイルを使い、生のじゃがいもを店舗で揚げています。こちらも同様にカスタマイズ可能で、追加料金でチーズを乗せたり、バーガー同様にアニマルスタイルで注文したりできます。

 アメリカのファストフードでは、ジュースマシーンのソフトドリンクはお代わり自由なことが多く、イネナウトも自由にお代わり可能。お代わりできるのにS、M、Lのサイズがある……? と、不思議に思っていたのですが、テイクアウト時やドリンクをお代わりして持ち帰る時にたくさんいれたい需要があるからだそうです。

●SHOP INFO

店名:In−N−Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)

エリア:カリフォルニア州、ネヴァダ州、アリゾナ州、ユタ州、テキサス州
https://www.in-n-out.com/

トッピングなしでも全部盛りでも同料金! カスタマイズ自由自在『ファイブガイズ』


「チーズバーガー」11.79ドル、「ポテト(S)」4.79ドル、「ソフトドリンク(M)」3.09ドル

 1986年にジェリー&ジェニー・マレル氏によって、バージニア州アーリントン郡に誕生。ジェリーに4人の息子がいたことから、5人の男という意味の『ファイブガイズ(Five Guys Burgers and Fries)』と名付けたのだそう。後に5人目の息子をもうけ、現在は5人の息子たちがビジネスに携わっています。アメリカ全土に加え、ヨーロッパやオーストラリアなどにも店舗があり、1600店舗以上を展開しています。


メニュー。初めての人は、「ALL THE WAY」での注文がおすすめ

 ファイブガイズの特徴は、トッピングを無料で自由にカスタマイズできること。トッピングせずに注文すると、バンズ・パテ・チーズのみのシンプルなバーガーになってしまうため、初めてだと間違えないように注意が必要です。お好みでトマトやレタス、オニオンの追加や、ホットソースの追加などもできますが、色々注文するのが大変という方向けに魔法の言葉「ALL THE WAY」があります。「ALL THE WAY」(※写真左下参照)の場合は、ファイブガイズが推奨するトッピングのトマトやピクルス、グリルドマッシュルーム、マヨネーズやマッシュルームがトッピングされて出てきます。

 結構細かく注文したにも関わらず、うまく伝わってなくて入ってない……なんてことも何度かあったので、筆者は基本「ALL THE WAY」にして、その時の気分でレリッシュやホットソースなどを追加しています。


「チーズバーガー」を「ALL THE WAY」で注文

 バーガーメニューは8種類で、「ハンバーガー」、「チーズバーガー」、「ベーコンバーガー」、「ベーコンチーズバーガー」と、それぞれリトルサイズ(パテ1枚)があります。

 出来上がったバーガーはアルミホイルに包まれており、豪快な姿で登場。ジャンクな香りがぷんぷんします! ビーフ100%のパテは2枚、野菜がたっぷりと入っているのでボリュームもすごい、口を大きく開けていただきます。グリルドマッシュルームがパテと野菜をつなぐ良い役割をしていて、それぞれの主張は消さずにハーモニーが生まれていて美味しい!

 ポテトは店内でカットし、ピーナッツオイルを使って揚げています。店内にはじゃがいもの袋がこれでもかと置いてあって、店内で切っていることを主張しています。注文したのはSサイズで、紙袋に入れるときは紙カップに入った量だけだったのに、そこから更にポテトを袋の中に入れるサービスがあり、紙袋の中がポテトで埋め尽くされていました(笑)。肝心の味は外側がカリッとしていて、じゃがいも本来のホクホク感や甘みがありました。

 お腹に余裕があれば「ミルクシェイク」もぜひ、試してください。ハンバーガーと同様にシェイクも味をカスタム可能。ストロベリー、バナナ、チョコレートなどの王道の味にピーナッツバターやオレオ、ベーコン味なんかも混ぜることができます。

●SHOP INFO

店名:Five Guys Burgers and Fries(ファイブガイズ)

エリア:アメリカ全土、ヨーロッパ、オーストラリアなど
https://www.fiveguys.com/

年間売上高No.1を誇るチキン特化のファストフードチェーン『チックフィレ』


「チックフィレ デラックス」ミール(サンド・サイド・ソフトドリンクのセット)11.25ドル、サイドをチキンスープに変更+1.60ドル

 チキンのファストフードチェーンといえば、日本でも展開しているケンタッキーフライドチキンを想像する方が多いと思いますが、アメリカには他にもいくつかのチェーン店があります。数あるファストフードチェーンの中で、1店舗あたりの年間売上高No.1を誇るのが『チックフィレ(Chick−fil−A)』なのです。訪れたのが夜遅い時間にも関わらず、次から次へと客が訪れていたので、その人気ぶりを目の当たりにしました。

 1967年にジョージア州アトランタで誕生し、現在はアメリカ全土とカナダに2700店以上を展開しています。創業者が敬虔なクリスチャンであったため、全店舗が日曜日に休業するのも特徴の一つ。しっかりと休みをとり、メリハリを持って働くことで売上も高いのかもしれません。


「チックフィレ デラックス」サンド

 アメリカでは、バーガーは牛肉のパテが入ったものを指すため、チキンが入ったものはチキンサンドと言うそうです。チキンの種類はフライドチキン、スパイシーチキン、グリルドチキンがあり、そのままかサンドにしたメニューがあります。今回は、フライドチキン、レタス、トマト、アメリカンチーズがセットにされたサンドを注文。

 サクッと揚がったチキンは、胸肉を使用しているのですが柔らかくてジューシー! チキン自体にスパイスの味がしっかりと付いているため、シンプルなサンドでも美味しいです。


(食楽web)

 ミールのサイドは、ワッフルポテト、ケールクランチ、ワッフルチップスから選べますが、追加料金1.6ドルを払うことでフルーツカップ、チキンスープ、サイドサラダ、マカロニ&チーズからも選べます。チキンスープには、野菜・チキン・エッグヌードルが入っていて、ほっこりする味わい。肌寒かったので、体も温まりました。

●SHOP INFO

店名:Chick−fil−A(チックフィレ)

エリア:アメリカ全土、カナダ
https://www.chick-fil-a.com/

(撮影・文◎加藤あやな)

食楽web

「ファストフード」をもっと詳しく

「ファストフード」のニュース

「ファストフード」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ