「自閉スペクトラム症で知的障害もある長女。保育園では『あれもできない、これもできない』と毎日毎日指摘され...」(滋賀県・30代女性)
2023年8月6日(日)11時0分 Jタウンネット
シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Mさん(滋賀県・30代女性)
Mさんの長女には知的障害があり、自閉スペクトラム症でもある。
3歳の時に診断を受けたのだが、それ以前、0歳児保育の時にはできないことが多くつらい思いをしていたという。
<Mさんの体験談>
私の長女は自閉スペクトラム症で知的障害があります。診断されたのは3歳でしたが、それ以前から発達の遅れを感じていました。
0歳児保育では担任のA先生に「あれもできない」「これもできない」と指摘ばかりされる毎日で、迎えに行っては「すみません」と謝る日々を送っていたのですが......。
担任の先生が代わり
1歳児に進級した時、担任がB先生に代わりました。
またこの先生にも指摘されるのかと憂鬱になっていました。しかし、B先生は「長女ちゃ〜ん、今日も可愛いね!」と必ず声をかけて、できないことも根気強く教えていただき、私にもアドバイスをくれました。
長女もとても懐いて頑張る姿に涙が出ました。B先生は1年で転勤となりましたが、1年間長女をしっかりと愛していただいたおかげで、その後の障害発覚時も「この子は誰かに愛される素質はある子」だと自信が持て、障害をしっかり受け止め、長女のために動くことができました。
もし、B先生に出会えていなかったら、きっと長女のことを受け止められず、暗い日々が続いていたと思います。
当時は先生の転勤を知らず、十分に気持ちを伝えられなかったので、今ここで感謝を伝えたいです。
B先生、私たち親子に自信を持たせてくれて本当にありがとうございました。今私たちが笑顔でいれるのも先生のおかげです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)
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