平井聡一郎先生・後藤健夫氏対談…大学入試は公平から「不公平感なく公正な選抜へ」<前編>

2021年8月12日(木)9時45分 リセマム

平井聡一郎先生・後藤健夫氏対談…大学入試は公平から「不公平感なく公正な選抜へ」<前編>

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1人1台の端末をもつGIGAスクール構想や学習指導要領の改訂、センター試験から共通テストへの大学入試改革などにより、学校現場が変わり始め、日本の教育は大きな転換期を迎えている。新しい学習指導要領は、小学校は2020年度、中学校は2021年度、高校は2022年度から実施され、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の実現を通して知識および技能のみならず、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間力等をバランスよく育むとしている。

 そこで重視されているのが物事の本質を自ら探り、見極めようとする知の営み、「探究」型学習だ。今年初めて実施された大学入学共通テストでは探究的な要素が加わり、問題の傾向が大きく変わった。今後の大学入試では、これまでと違った力も問われていく。

 本企画では、小中学校教諭・校長・教育委員会指導主事として長年活躍し、今は教育ICTの環境構築と普及の先導者として全国をまわっている平井聡一郎先生と、教育行政委員や大学コンサルなどを幅広く務め、教育業界で影響力を増す教育ジャーナリスト&アクティビストの後藤健夫氏との対談から、大学入試改革と今後の学びの在り方について2回にわたりみていく。前編は、大学入試改革の概要と学習指導要領が養成を目指す新しい力、そして2022年度入試がどうなるかなどを探った。

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