熱中症で救急搬送も... 真夏のコミケ開催、止めるべき?そのままでいい?

2019年8月13日(火)17時0分 Jタウンネット

東京ビッグサイトで2019年8月9日から12日まで開催された「コミックマーケット96(以下、C96)」。初の4日間開催も影響してか、過去最高の73万人が会場を訪れた。


コミケは例年お盆に行われる「夏コミ」、年の瀬開催の「冬コミ」がある。この2つの時期の開催はイベント参加者にとってお馴染みだ。


夏コミでは毎年熱中症への注意喚起が盛んに行われるなど、参加者は常に暑さと戦っている。


C96では3日目となる8月11日に一般参加者入場に関するトラブルにより、参加者の一部が炎天下に長時間待機する事態に。熱中症で5人が救急搬送。準備会の共同代表による謝罪声明が発表される展開となった。


これを書いている筆者も、過去にスタッフとして参加していたC86で最終日に熱中症でダウン。宿泊先のホテルで身体に力が入らず、意識が朦朧として散々な目に遭いながらも、なんとか自力でリカバリーして帰宅した経験がある。


こうした話に留まらず、暑さとの闘いが強いられる夏コミについて、ツイッター上ではこんな意見があった。


「熱中症予防のために、再来年以降も5月開催を続けられるといいんじゃないかなと思っているところです」
「なんで夏という過酷な季節にコミケってやってるの? GWとかもう少し凌ぎやすい季節にやったらダメなん?」
「夏コミしんど過ぎるから、これからGWの春コミで定着してほしいっすね〜」



2020年は東京五輪の影響で夏コミの開催が5月の大型連休中になる。3日目のトラブルや実際の参加者が現地で体感した暑さのせいもあってか、通常のコミケの開催を「春にしてほしい」との声もあった。


一方でネット上には、「休みがとりやすい」や「会場が確保しやすい」といった意見もあり、少なからず現在の開催時期に理解を示す声もある。


20年5月の大型連休開催など、大きな変化を迎えるコミケ。当たり前になっている夏開催についても、改めて考えてみてもよさそうだ。

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