母親を包丁で刺した容疑、栃木・足利の男を殺人未遂で現行犯逮捕…母親は搬送後に死亡
2025年5月27日(火)22時10分 読売新聞
栃木県警察本部
母親を殺害しようとしたとして、栃木県警足利署は27日、栃木県足利市、不動産賃貸業の男(44)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、男は同日午後3時40分頃、自宅で同居する母親(72)の背中などを複数回、包丁で刺して殺害しようとした疑い。母親は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。容疑を認めているといい、同署は殺人容疑に切り替えて経緯などを調べる。
男は妻と母親の3人暮らし。母親を刺した直後に「母親を刺した」と119番した。救急隊が駆けつけた際、母親は1階リビングでうつぶせで倒れていたという。
現場は閑静な住宅街。母親をよく知る80歳代の女性は「しっかりしたいい人だった。民生委員もやるなど責任感も強かった」と話した。