宇宙人の姿は「象のように大きな蜘蛛」 超一流生物学者リチャード・ドーキンスが予想! サイのようなネズミの可能性も

2023年8月20日(日)17時0分 tocana


【概要】


 進化生物学者のリチャード・ドーキンスがオンラインQ&Aで地球外生命体のあり得る姿について持論を述べた。地球と同じ惑星であれば人間のような姿に、地球よりも重力が弱い惑星なら象サイズの蜘蛛のような姿に、重力が強い惑星ならネズミサイズのサイのような姿になるという。また、宇宙人は地球から遠いところにいるため、ファーストコンタクトは無線で行われるとのことだ。


【詳細】


 世界的ベストセラー『利己的な遺伝子』(日本語版、紀伊国屋書店)で有名な進化生物学者リチャード・ドーキンス氏が、オンラインQ&Aで地球外生命体がどのような姿をしていると思うかとの質問に対し、悪夢のようなシナリオを明かした。


 まず、もしその地球外生命体が地球と同じような惑星から来たのだとしたら、おそらく人間と同じような姿をしているという。


「私たちと同じような惑星がもう一つあるとしたら、もしかしたら私たちと同じような生物が進化しているかもしれません。地球上の生命の歴史を見てみると、収斂進化がどのように機能するか、同じ問題に対して同じ解決策が非常に頻繁に出てくることが不思議なことです。たとえば、オーストラリアの動物相は、世界の他の動物相と非常によく似ています。恒星からの距離が我々と同じで、化学的なバランスがほぼ同じであれば、我々と同じような動物が誕生する可能性は低くないと思います。」(ドーキンス氏)


 しかし、宇宙に散らばる惑星で地球と同じようなものは稀だ。特に重力の違いは顕著に現れる。ドーキンス氏によると、「重力が地球よりはるかに弱い」ところから来た地球外生命体であれば、「象ほどの大きさの蜘蛛のような動物」に遭遇することが予想されるとのこと。逆に「地球より重力の強い惑星」から来たのなら、「ネズミほどの大きさのサイのような生物」になるという。


 ちなみにドーキンス氏自身は宇宙人の存在についての質問に「地球外生命体が存在することは間違いない」と回答。ただし、彼らは地球から遠く離れているところに存在するはずだから、最初のコンタクトは無線で行われると予想している。


 宇宙人の姿としてしばしばタコのような触手を持つ生物が想像されることがあるが、ドーキンス氏がクモを例としてあげていることから、意外と的を射たヴィジュアルだったのかもしれない。


 それにしても象ぐらい大きな蜘蛛と無線通信を行うというのはなかなかシュールな絵面だ。巨大蜘蛛から連想されるのはどうしても侵略者のイメージだが、そんな“宇宙人”と人類は友好関係を結ぶことはできるのだろうか。先行きが不安になってきた。


参考:「Daily Star」

tocana

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