普通に食べたら、雑炊でシメる! 新感覚の「フジヤマドラゴンカレー」を食べてみた

2017年8月23日(水)6時0分 Jタウンネット

2016年の末頃、秋葉原駅からほど近い場所に出来た、「フジヤマドラゴンカレー」をご存知だろうか。


カレー屋なのは明らかだが、量がとんでもないのか、それとも辛さがとんでもないのか......?


実際に足を運び、フジヤマでドラゴンなカレーを味わってみた。


トッピング満載の「ワイルドカレー」を堪能


「フジヤマドラゴンカレー」秋葉原店は、JR秋葉原駅から徒歩数分の昭和通り沿いにある。


木材が目立つ内装はオシャレな雰囲気を醸しているが、壁には巨大なカレー写真が貼り付けられている。


しかも「迷え。どれから食べるのか自分と相談だ」「カレーを包むチーズの銀世界」など、どことなくポエムチックな煽り文句が添えられている。ノリとしてはマンション広告に書かれたポエムのそれである。


......と、内装の時点で大きく期待値が上がる。その勢いのまま、特に豪快な雰囲気が漂う「ワイルドカレー」(1380円)を注文。様々な揚げ物と肉が乗っているという。追加でチーズをトッピングした。


待つこと数分、目の前に置かれたのは、洗面器もかくやと言わんばかりの巨大な皿。


富士山のように中心にうず高く盛られたご飯にはドライカレーとチーズがかけられ、それを守るように、周囲には厚切りの巨大ベーコン、から揚げ、豚バラのガーリック炒め、そしてエビフライが配置されている。その様子は非常にフォトジェニック。インスタグラムにアップしたら「いいね」が殺到するだろう。


さてこのカレー、そのまま食べても美味しいのだが、チーズ、ドライカレー、生卵と味を変化させるトッピングが多いため、飽きずに食べ進めることができる。


注文時に辛さを選ぶことができるのだが、物足りない場合は卓上の辛み調味料やオリジナルのスパイスとソースで味を調節できる。スパイスは香辛料の鋭い香りをプラス出来るし、酸味が特徴的なソースは中濃ソースの様に揚げ物にかけても良いし、カレーに追加してもコクが増す。


ちなみに、スパイスにデザインされたこの「ヒデキ」さんは、フジヤマドラゴンカレーの社長だという。よく見ると皿にも顔が描かれているし、壁にも顔写真が貼られている。ひたすらにエネルギッシュな人物と言うのが店のあらゆる角度から伝わってくる。


「退屈な人生に趣を」というキャッチフレーズは中々しゃれている。


〆は白湯スープでカレー雑炊に!


ここまでだと普通の美味しいカレーだが、「フジヤマドラゴンカレー」の本領発揮は後半、卓上の「白湯スープ」を注いでからだ。


ひつまぶしの要領で白湯スープをカレーに注ぐことで、それまでとは味を大きく変え、他とは違った味わいが顔を出す。


最初よりも見栄えはよくないが、鶏の旨味がたっぷりの白湯スープがカレーに絡み、これまでとは別の美味しさを楽しめる。


単に好みで追加したチーズだったが、雑炊にする段階でその実力を遺憾なく発揮した。チーズ嫌いでなければ、出来るだけチーズトッピングをお勧めしたい。全体がチーズで覆われた「ぜいたくチーズのキーマカレー」(880円)なら、最初からスープを注いでも楽しめそうだ。


ちなみに、公式サイトには「辛口=ドラゴン味」との表記があったため、店名の「ドラゴン」な部分とは辛さのことのようだ。秋葉原店では辛さを「0」から「10」まで選択できた。また公式サイトによると、都内には秋葉原店のほか、小作店(青梅市)がある。また広島県、大阪府、沖縄県にもあるので、ドラゴンを味わいたい人は辛さの高みに挑戦してみてほしい。

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