面接官に血液型&星座を答えたら「僕さあ、〇〇座と相性悪いんだよね!」→ ほぼ採用確定のはずがお祈り電話が......

2024年8月27日(火)15時50分 キャリコネニュース

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まるで友人のように軽いノリで面接されたら不安になるものだ。千葉県の40代女性(事務・管理/年収400万円)は、そんな面接での衝撃体験を振り返った。


当時20代で、主に接客サービス業で働いていた女性は、大阪で有名ホテルがオープンすると聞き、「キャリアアップしたくて」とフロントスタッフに応募した。面接官は支配人だと名乗る30代男性で、身なりは「ビシっとしたスーツ」だった。だが、振る舞いは有名ホテルに相応しくないものだった。(文:天音琴葉)


最後まで適当な面接官「あなたなら他でも決まるよ!頑張ってください、じゃあ!」



面接官は有名ホテルの支配人であるはずが、


「かなり砕けた言葉づかいで終始タメ口です。正直、近くの繁華街の飲み屋の黒服のような印象」


だった。しかも「さっきも別の人を面接していたんだけど、あなたの方がいい」「次一人面接入っているけど、あなたに決めると思うよ」と言うなど口も軽かった。内部事情をぺらぺらと応募者に話す面接官は信用ならないが、面接は働く前提で話が進んだそうだ。


ところが、二人でエントランスに向かったときだった。


「思い出したように『あ、◯◯さん(女性の名前)は何型?何の星座?」と星座と血液型を聞かれました。なぜ?と驚きながらも素直に回答したら、『え!……僕さあ、〇〇座と相性悪いんだよね!』となんとも後味の悪い返事。私もまさか面接が終わってエントランスでそんなことを聞かれ、またそんなことを言われるなんてと再度びっくり」


と、そのときの心境を振り返った女性。言うまでもないが、血液型も星座も仕事の能力には関係なく、面接で聞くのは不適切だ。


さすがに女性も一抹の不安を感じたようだが、「今後の仕事のことで連絡いれます」と別れ際に言われたため、良い結果を待っていたそうだが……。


「結果はお祈り電話。『今回は別の人に決まりました。面接きてもらってありがとうございました。あなたなら他でも決まるよ!頑張ってください、じゃあ!』と最後まで軽く終わりました」


女性はこの面接のあと海外に渡ったそうだ。あとになってから、そのホテルは3年も経たないうちに名称が変わり、オーナーも何度か交替したと知った。もし採用されていたとしても、「きっと辞めていたかもなと。若かったからこその良い経験でした」と結んでいた。

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