夏休み明け、子どものようすに注意…相談先や居場所を紹介

2017年8月28日(月)17時45分 リセマム

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平成29年度版自殺対策白書によると、15歳〜19歳の死因の第1位は「自殺」で、36.6%を占める。18歳以下の自殺は夏休み明けの9月1日にもっとも多いことから、フリースクール全国ネットワークでは、メッセージや夏休み明けの居場所、相談先を紹介している。

 厚生労働省が発表した平成29年度版自殺対策白書によると、20歳未満の世代では男性は10〜14歳と15〜19歳、女性は15〜19歳の死因の第1位は「自殺」だった。平成19年以降の原因・動機別の自殺の状況をみると、「学校問題」が原因・動機の自殺者数は毎年300件前後で、平成28年は319件にのぼる。

 子ども中心の理念に立って運営するフリースクール「フリースクール全国ネットワーク」は、「学校へ行きたくないあなたへ、味方はココにいます」と題したメッセージをWebサイトで公開。「あなたの味方がココにいる」とし、「学校を休みたいけど、休めない」と思ってつらくなった場合はどうしたらよいかなど、子どもに向けたメッセージを掲載している。

 また、同Webサイトでは「学校がつらくてもココがあるよ!プロジェクト2017」と題して、駆け込み居場所や相談先、メッセージ動画などを紹介している。学校に行きたくないと感じている子どもたちに、学校へ行く以外の道もあることを知ってもらいたい。

リセマム

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