「休日も上司から連絡。入社半年は1日も休みが取れなかった」ブラック企業で疲弊する人々

2022年8月29日(月)15時49分 キャリコネニュース

画像イメージ


会社のブラックぶりに悩みながら働く人は多い。キャリコネニュースには、


「休みの日でも上司から連絡が入り、基本的に休みが取れない。結局、入社から約半年は1日も休みが取れなかった」(茨城県/50代男性/営業/年収850万円)


といったブラック企業体験談が寄せられている。(文:コティマム)


※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV


月40〜50時間かかる仕事を「作業時間として計上できない」


ITエンジニアとして働く愛知県の30代男性(年収500万円)は、普段から「通常業務が1日10時間くらいある」という。その上さらに


「見積りの業務も営業から依頼がある。見積りを行うための作業工数がないため、見積りを行っても作業時間として計上できません。そのため、全てサービス残業です」


という過重労働ぶりだ。この見積り作業は「かなりの精度が求められる」といい、「お客様へのヒアリング、認識のすり合わせ、上司への説明資料作成、社内手続きの資料作成など月に40〜50時間かかります」と明かす。


40〜50時間がサービス残業で無給となると、働くモチベーションも削がれてしまうだろう。


シフト関係なく求められる暗黙ルール


教育・保育業界で働く大阪府の30代女性(年収250万円)は、「有休を取らせてくれない環境」だという。


「更新月の前には捨てる有休です。自分の有休なのに(自由に使えず破棄を)決められる」


企業側は基本的に労働者に有給休暇を取らせなくてはならないが、問題はそれだけではなく、女性は


「休憩時間などない。『保護者対応を担任が(する)』というルールがあり、シフト関係なく残らされたり、早く出勤させられたりする暗黙のルールがある」


と教育業界の闇を綴った。

キャリコネニュース

「休日」をもっと詳しく

「休日」のニュース

「休日」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ