全国高校生プレゼン甲子園、616チームの頂点は？

全国高校生プレゼン甲子園実行委員会はプレゼンテーション協会と共催で、2023年8月19日に「全国高校生プレゼン甲子園」の決勝大会を福井県のハピリンホールにて開催した。決勝に進んだ10校のプレゼンが行われ、奈良県立国際高等学校（近畿ブロック代表）が最優秀賞を受賞した。

　決勝大会は、全国616チームから決勝に進んだ10チームが、テーマ「Well-being（ウェルビーイング）と未来社会−幸せとは何か−」に基づいた5分間のプレゼンを行い、その後に審査員と10分間の質疑応答を行った。

　審査基準は、「テーマに対する考察、根拠、論理性、独創性」「メッセージの伝わりやすさ、構成」「印象的かつ効果的なスライドなどのビジュアル」「話し方、訴求力、説得力」「質疑応答における対応力」の5つ。

　最優秀賞には奈良県立国際高等学校（近畿ブロック代表）が選ばれた。優秀賞は、山梨県立甲府第一高等学校（関東ブロック代表）、浜松学芸高等学校（北信越・東海ブロック 審査委員推薦）の3校が受賞。

　特別賞は、福井県立高志高等学校（福井県ブロック代表）が、冠企業スポンサーJTB賞を富山県立富山中部高等学校（北信越・東海ブロック代表）、伊藤忠商事賞を市立札幌開成中等教育学校（北海道・東北ブロック代表）、AGC賞を済美平成中等教育学校（中国・四国ブロック代表）、ベネッセコーポレーション賞を奈良県立国際高等学校（近畿ブロック代表）が受賞した。

　奨励賞には、市立札幌開成中等教育学校（北海道・東北ブロック代表）、学習院女子高等科（関東ブロック 審査委員推薦）、富山県立富山中部高等学校（北信越・東海ブロック代表）、済美平成中等教育学校（中国・四国ブロック代表）、熊本県立玉名高等学校（九州・沖縄ブロック 審査委員推薦）の5校が受賞した。

　Webサイトではブロック大会出場校のプレゼン動画、決勝大会のようす、決勝大会参加校のプレゼン動画などを掲載している。

◆第3回全国高校生プレゼン甲子園　結果発表
【最優秀賞】
奈良県立国際高等学校　Team GUM（近畿ブロック代表）
【優秀賞】
山梨県立甲府第一高等学校　むすび（関東ブロック代表）
浜松学芸高等学校　念いの発信から繋がる未来を目指して（北信越・東海ブロック 審査委員推薦）
宮崎県立飯野高等学校　Nection（九州・沖縄ブロック代表）
【特別賞】
福井県立高志高等学校　でこぼこ（福井県ブロック代表）
【JTB賞】
富山県立富山中部高等学校　CHUBU LOCK（北信越・東海ブロック代表）
【伊藤忠商事賞】
市立札幌開成中等教育学校　ストロマトライト（北海道・東北ブロック代表）
【AGC賞】
済美平成中等教育学校　チームSAM（中国・四国ブロック代表）
【ベネッセコーポレーション賞】
奈良県立国際高等学校　Team GUM（近畿ブロック代表）
【奨励賞】
市立札幌開成中等教育学校　ストロマトライト（北海道・東北ブロック代表）
学習院女子高等科　ごきげんようラボ（関東ブロック 審査委員推薦）
富山県立富山中部高等学校　CHUBU LOCK（北信越・東海ブロック代表）
済美平成中等教育学校　チームSAM（中国・四国ブロック代表）
熊本県立玉名高等学校　針音（九州・沖縄ブロック 審査委員推薦）