雨の量って、どうやって測っているの?

2019年9月3日(火)8時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年8月20日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、金沢市西念にある金沢地方気象台から中継をしていました。


夏も終わりに近づき、台風シーズンに突入。天気情報をこまめにチェックしなければなりませんね。


ところで、台風などで強い雨が降ると注目される「雨量」。これって、どのように測っているのでしょうか。


観測は「芝生」の上で


金沢地方気象台では、様々な天気情報について、収集・観測しています。


まず、「露場」という芝生の生えた草原で、気温、湿度、雨量、積雪などを観測しています。


なぜ芝生なのかというと、コンクリートだと、雨の跳ね返り、気温上昇などの恐れがあるからです。出来るだけ自然に近く、正確に観測できるのが芝生で、もちろんこの場所は立ち入り禁止となっています。


しかし、周りにビルなどが多いため、風速や日照時間などは気象台の屋上で観測しているのです。


さて、その中でも雨量はどうやって計測してるのでしょうか?


まず、感知器のようなもので、雨粒が表面につくと電流が流れることで雨を感知します。


そして、ますに雨をためて0.5ミリずつ流す「ししおどし」のようなシステムで、0.5ミリずつ雨量を測っているのです。


メスシリンダーのようなものに直接貯めていると思っていたのですが、技術が発達していたのですね。


(ライター:りえ160)

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