千葉大集中講義、学部生らが小学生にプログラミング授業を実施
2017年9月7日(木)19時15分 リセマム
小学校の新学習指導要領に初めて盛り込まれたプログラミング教育は、2018年度より一部実施され、2020年度より本格実施の予定。千葉大学教育学部は千葉市教育委員会と連携し、プログラミング教育の指導にいち早く対応した授業を実践する。
9月11日〜13日には、教育学部の集中講義「小学校プログラミング教育入門」を開講。集中講義を履修する学部2〜4年生と大学院生が講義と演習形式で、千葉市立轟町小学校の5年生に実際にプログラムを組むまでを指導する。
1日目は、集中講義を履修する学部生らがプログラミング教育の現状と課題、プログラミングの設計、プログラミング演習などを学ぶ。2日目・3日目には、授業準備を行い轟町小学校でiPadを使った授業実習を行う。授業では、小学生がゲームを作成して発表する。
学部生らの集中講義を担当するのは、メディアリテラシーやディベート教育などを専門とし、スマホ教育やいじめに関する本も多数執筆している教育学部の藤川大祐教授。授業実施には、ICTを通じて教育サポート事業などを展開するアクティブブレインズがプログラマー派遣などで全面協力する。