マジで首に巻ける長ネギが、爆誕しました 肌寒い日を乗り切る「カモネギファッション」に注目
2021年9月29日(水)10時3分 Jタウンネット
風邪をひいたら、ネギを首に巻くといい——そんな「おばあちゃんの知恵袋」を聞いたことはあるだろうか。
本当に効果があるかはさておき、そんな昔ながらの知恵をヒントにしたすごいマフラーが、ツイッターで熱い視線を集めている。
それが、ツイッターユーザーのすぎやまかふん(@nakamuraques)さんが2021年9月19日に投稿した、長ネギのマフラー。
すぎやまさん自身が手編みしたマフラーの写真といっしょに、
「風邪をひいたらこれを巻いて安静にします」
と、投稿している。本物のネギさながらの、緑と白のコントラストがオシャレ......に、見えなくもない。街じゅうの視線を集めることは間違いないだろう。
この衝撃的なビジュアルのマフラーは、27日時点で約5万4000件の「いいね」を獲得。リプライ欄には
「色もY字の部分も完璧にネギです KING ofネギ です」
「素敵すぎます。最高です。真似をして作ってもいいでしょうか??」
「スゴい 風邪をひいていないときは世間に見せびらかして歩いて欲しいです」
など、できばえを称える声が殺到している。
Jタウンネット記者は27日、作者のすぎやまさんに話を聞いた。
秋〜初冬がぴったり
長ネギのマフラーは、作り始めてから約3日で完成したという。作業時間としては、10時間ほどだ。
通常のマフラーと編み方に違いはなく、メリヤス編みという基本的な編み方を繰り返して出来上がった。
このユニークなマフラーを思いついたきっかけについて、すぎやまさんはこう語った。
「もともと食べ物モチーフのグッズが好きなので、食べ物モチーフの何かを編もうと考えていたところ、民間療法で長ネギを首に巻くというのがあるのを思い出し、同じ『首に巻くもの』としてマフラーにしたらちょうどいいなと思ったのがきっかけです」
長ネギをモチーフにしているだけあって、一般的なマフラーよりはかなり細身だ。
きちんと温かいのか気になったので、保温性のことも聞いてみた。
「ものすごくあたたかいわけではありませんが、二重に巻けるくらいの長さはあるので風は通しにくいかなと思います。秋〜冬の初め頃に巻くのがちょうどいいくらいです」(すぎやまさん)
長ネギのマフラーは、全長167センチ。肌寒い朝は二重に巻けば対処できそうだ。
実際にこのマフラーを使う予定はあるのだろうか。
「せっかくなのである日突然職場にこれを巻いて出勤して、長ネギ巻いてる人がいる!と話題になれたら嬉しいです(笑)」(すぎやまさん)
ぜひその日の様子もツイートしてほしい。
すごいのは長ネギのマフラーだけではない。23日、同じくすぎやまさんがこんな手作りグッズを投稿したのだ。
ミトンの先をくちばしに
なんと、カモがデザインされたかわいらしいミトンまで! もちろん、こちらもすぎやまさんの手作りである。
言わずもがな、「ネギといえばカモ」と連想して作ることにしたそうだ。
「野菜つながりで他の野菜にしようかとも考えましたが、カモならミトンの先の形をくちばしにできて、初心者の私でも編めるかなと思ったのも理由です」(すぎやまさん)
カモのミトンは、長ネギのマフラーが完成した翌日から編み始め、マフラーよりは時間がかかったものの3日ほどで出来上がった。
かぎ編みで編んだという目が、くりくりしていてかわいらしい。
もちろんどちらも非売品だが、もしも販売されたら一気に「カモネギファッション」が流行するカモ......!?