「地雷がどこにあるか分からず、毎日誰かしら怒鳴られてる」パワハラ上司に耐えられず1か月で退職した女性

2023年9月30日(土)1時19分 キャリコネニュース

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仕事がつらくて辞めたくなる瞬間はあるだろう。時には勇気を出して辞めることも身のためである。30代後半の女性(神奈川県/パート・アルバイト/年収100万円未満)は「税理士法人での人事採用職」を1か月で辞めたという。一体、職場で何があったのだろうか。(文;長田コウ)


「とにかく税理士先生のパワハラがひどい。地雷がどこにあるかわからず、毎日誰かしらが怒鳴られているのが日常」
「みんながみんな業務よりも先生の顔色を最優先に考え動いていました」


「私ができないから先生を怒らせてしまうんだ」泣きながら働く先輩はDV被害者のよう



税理士のなんとも横柄な様子が窺えるが、女性は具体的なエピソードをこう綴った。


「入社初日は、秘書さんが先生に入れたお茶に埃除けを被せていなかっただけで、秘書さんをみんなの前で15分ほど怒鳴り続けていました」


「先生当番というものがあり、朝机の上に段ボールで『当番』と書かれたものが置いてある人は、先生がインターホンを鳴らしたらすぐに駆けつけ、先生の命令を聞かなければいけない」


そんな税理士の口癖は「俺の貴重な時間をこんなことで使わせるな」だったそう。いくら立場が上だとはいえ、態度が大きすぎるのではないか。女性は「すぐに入ったことを後悔」したというが、それは一緒に働く人も同じだったようだ。


「先輩も泣きながら業務をこなしており『私ができないから先生を怒らせてしまうんだ』とDV被害者のような発言をしていて異常性を感じました」


そこで働く人たちは「皆さん控えめで優しかった」のも、


「定着率が悪すぎて、みんなが悪い意味で新人だから、お局様やベテラン風を吹かせる方がいない」


というだけのことだった。


短期間に8人が辞め……今もかなりの高待遇で求人募集中


入社から1か月後、ついに女性は退職した。


「早く辞めて本当に良かったと思っています。あのまま残っていたらどれだけつらい思いをしたかと思うと恐ろしいです」


しかし「短期間でも心の傷はかなりのもの」で「今も次の就職が怖い部分があります」と打ち明ける。女性のような”被害者”は少なくないようで、


「私の1か月というわずかな在職期間中も法人営業さんの5人中4人が『先生についていけない』と退職し、私の退職後も、営業事務さんが4人いたのですが『4人同時に辞める』ということを残っている人に聞きました」


短期間に8人が辞めるような職場だ。


「そのうち法人として機能していかなくなるのではないかと思います」


と女性は綴る。「今もその法人は恐ろしいほどの数の求人が、かなりの高待遇」で出ているというが、どうか罠に引っかかる人が出ないことを願いたい。

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