節約のためにやめるべきこと7つ!日用品はゼロ円、スーパーで食料を買わない!?家族3人月18万円生活の驚くべき秘訣とは

2021年10月4日(月)6時0分 マイナビ子育て

学費に教育費、日々の食費や日用品費など、お金に悩むパパママに向け、子育て中の共働き夫婦に「やってよかった!」家計管理術をインタビューする本連載。今回、お話を聞くのは「家族3人・月18万円生活」を掲げ、やりくりをしているakiさん。月収の半分以上を貯蓄に回す彼女に「節約のためにやめたこと」を教えてもらいました。

毎月50%前後を貯蓄にまわしているakiさん

お話を聞いた人

akiさん

福岡県在住の28歳。フルタイム・非正規勤務で事務職をしている。夫は34歳の製造業会社員。子どもは4歳の女の子が一人いる。手取り月収はおよそ36〜40万円。家賃や光熱費、食費などすべてを含めた生活費が月18万円程度になるよう、日頃から節約に励む。おかげで毎月50%前後の高い貯蓄率を誇る。現在の貯蓄はおよそ400万円程度。

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akiさんファミリーの月の生活費は家族3人で18〜19万円前後。家賃や保険料などの固定費はもちろん、食費などのやりくり費もすべて含んでの金額です。この値上がり続きの世の中で驚きですよね。akiさんは節約のために一体何をしたのでしょう? 共通するのは「やめた」というキーワードでした。

akiさんが節約のためにやめた7つのこと

やめたこと①「広い家に住む」のをやめた

akiさん:2022年に引っ越しをしました。前の家は夫が「自分の部屋が欲しい」という理由で3LDKにしましたが、結局、その一部屋は使わずじまい。もったいないので、現在の家は2LDKを選びました。おかげで10.3万円だった家賃支払いは、7.1万円に削減。月に3.2万円、年間38万円もの節約になりました。

引っ越しをしてよかったのは、月々の貯金額がぐっと増えたので、心に余裕ができたこと。頑張らなくても3.2万が貯金できるって、とても嬉しい! 駐車場込みでこの金額なのもありがたいですね。

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やめたこと②「スーパーで買い物する」のをやめた

akiさん:我が家の食費は家族3人で月に2万8000円〜9000円ほど。節約のため、以前は安いスーパーに通っていましたが、行くと余計なものまで買ってしまうので、今はほとんど行かなくなりました。最近は食品ごとに購入先を変えていて、野菜は八百屋さんで、魚や肉はお魚屋さんやお肉屋さんで購入。卵と牛乳は定期宅配を利用中です。また、お米は地元の農家の方から直接購入していますが、スーパーなどで買うよりとてもお得に手に入ります。

ちなみに買い物は週1回。自分一人で行くのがいちばんの節約になりますね。帰宅後は野菜をみじん切りにしたり、お肉の下処理をしたり、冷凍保存まで済ませてしまいます。

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やめたこと③「パンパンの冷蔵庫」をやめた

akiさん:以前は物をパンパンに詰め込むことが多かった冷蔵庫。そのせいで中の様子が見づらく、食べる前に賞味期限が切れてしまう食品も……。今はこまめに整理するようにし、場所ごとに収納するものを固定。すると、中が見やすくなり、食品ロスがほぼ起こらなくなりました。おかげで食費も下がり、探し出す時間も減らすことができたので、いいことばかりです。

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やめたこと④「日用品にお金を使う」のをやめた

akiさん:日用品代0を目指している、我が家。ティッシュ類やキッチンペーパー、洗剤、石鹸、歯磨き粉などはふるさと納税でゲット。ほかにも歯ブラシ、シャンプー、ボディソープ、リンスなどは楽天市場で貯めた楽天ポイントで注文、ラップやスポンジは不用品を売ったメルカリの売上金でまとめて購入しています。

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やめたこと⑤「ゴミをたくさん出す」のをやめた

akiさん:住んでいる福岡市のゴミ袋は有料です。以前は気にせず使っていましたが、ゴミ袋が高いと感じるようになってから、ゴミ自体を少なくするように工夫しました。例えば、リサイクルできるものは資源ごみとして出しますし、スーパーの回収所に持って行くこともよくあります。また、ゴミ袋のサイズは基本的に「小」で、かさばるものはハサミで切ってから捨てるように。生ゴミはカラカラに乾燥させてから捨てると、かさも減るし、生臭い臭いもしなくなりますよ。ほかにもまだ使えるような不用品はリサイクルショップに持ち込むことが多いですね。

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やめたこと⑥「財布を使う」のをやめた

akiさん:無印の片面クリアケースを5枚用意し、生活費の予算を振り分けています。振り分け方法は私のお小遣いが1万、食費外食ガソリン2.5万円、牛乳・卵の宅配代1万円、固定費12万円程ほど。残りは貯蓄口座行きで、このケースには固定費が余ったら、その金額を移動しています。透明なので、どれだけお金が残っているかわかりやすいし、つい使いすぎるということがなくなりました。

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やめたこと⑦「自分のお小遣いはなし」のをやめた

akiさん:結婚後、私のお小遣いに関しては、なしにしたり、3,000円にしたり、クレカのポイントや不用品を売った売上金を回したりと何度かの変遷を重ねてきましたが、今は1万円に。このお金でコスメや本などを購入しています。節約を始めたときは無駄遣いのように思えていたお小遣いですが、きちんと設定することで、お金の使い方にメリハリがついて、もっとやりくりを頑張ろうと思えるようになりました。

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夫はお金があればあるだけ使いたいタイプ!

こうしていくつもの「やめる」にトライし、家計を改善してきたakiさん。ただ、akiさんのパートナーであるパパさんは実はまったく違うお金の価値観の持ち主なんだとか。

akiさん:夫は貯金がなくても今が楽しければいいというタイプ。一方の私は貯金がないと怖いので、今をほどほどに楽しみつつ節約したいタイプです。仮に口座に10万円あった場合、私は10万円しかないと思いますが、夫は10万円もあるから使おう!と考えます。実際、過去にはお小遣いの前借りや追加を打診されて、ケンカになることもよくありました。

そのため、普段、お金のことは私がすべて管理。夫に貯金額を正直に伝えるとあまりいい結果にならないので、伝えるのは目標額だけです。ただ、貯蓄の目的については夫婦で「子どもが好きな進路に進めるようにしたいね」と共通の認識を持ち、「もし私立になった場合、これくらいかかるよ」など、具体的に伝えるようにしています。

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最後、akiさんに「フルタイムで働いてながら、これだけ節約するのは大変なのでは?」と聞くと、こう答えてくれました。

akiさん:フルタイムのほうがお金を使う時間が減るので私には合っています。月々の貯金の額が積み上がっていくとやはり楽しいので、それが節約のモチベーション! 娘が私立でも留学でもしたいことを進めるようにこれからも節約を頑張っていきたいと思います。

(取材・文/江原めぐみ)

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