リタイア前の年収400万円・月の年金は夫婦で約23万円「バイクや渓流釣りを楽しんでいる」67歳男性が語る年金生活

2024年10月7日(月)20時5分 All About

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースを紹介します。

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金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:67歳男性
同居家族構成:本人、妻(63歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の資産:預貯金1500万円、リスク資産500万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金45年、公務員共済4年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万7500円
老齢厚生年金(厚生年金):13万3000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):公務員共済8300円、企業年金6600円
配偶者の年金や収入:老齢年金・企業年金合計30万円(年額・繰上げ受給)、給与収入190万円(年額)

「年金額は今までの働き方に対してこんなもの」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。
「今までの働き方に対して、こんなもんでしょう」とコメント。
ひと月の支出は約「30万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「嘱託社員としてフルタイム勤務」

現在「嘱託社員で事務職。フルタイム。正社員からの継続勤務」をしているといい、年金以外に「年収300万円」を得ているという投稿者。
年金で足りない支出については「給料から10万円を補填」しているそうです。
年金生活においては「毎日の手作り弁当。出来るだけ自炊。電気とガスは合算契約。生命保険は府民共済で掛け捨て。インターネットと携帯は最安値プラン。スーパーで夜割引品を買う。ガソリンは契約スタンドで土日の割引日に給油」とさまざまな工夫を講じて節約しており、さらには「ポイ活」で収入を増やす努力も。

「趣味のバイクや渓流釣り旅行を楽しんでいる」

現役時代については「学生時代に将来の目標をたて、もっと勉強していたらよかった。社会人になってからも同様。目標はなんでも良いから作る事が大事だと思った」と、後悔もある様子です。
今の生活に不安や不満があるかと伺うと、「大きな病気にならないかが不安」と回答。
いっぽうで「仕事をしているので、お金に余裕があるから、趣味のバイクや渓流釣り、旅行を楽しんでいる」と年金以外の収入を元に日々を謳歌されているようでした。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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