鍼灸師も実践!ティースプーンマッサージとは?

2022年10月7日(金)17時0分 ココカラネクスト

 スマホやパソコンによる目の疲労、目元のハリ感が気になる方は必見。

漢方や薬草に関して深い知識を持つ鍼灸師ちゃか先生の連載、今回のテーマは目元の疲れセルフケア法です。家で簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。

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蒸しタオルで目元スッキリ

疲れ目におすすめ、もっとも手軽にできるセルフケア法として、ちゃか先生が教えてくれたのは、蒸しタオルで目元を温めることです。

「濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど温め、やけどしないぐらいの温度になっていることを確認してから、まぶたの上に置きます。目元がじんわりと温まり、タオルが冷めるまでが時間の目安です。1日に何度もする必要はなく、寝る前にやってみてください。眼球は直接押したり、マッサージしたりできないため、蒸しタオルを使って温めることで血の巡りを良くするイメージです。」

Q:ちゃか先生がお客さまにもおすすめしているセルフケア法は?

「ティースプーンを使ったマッサージです。鍼灸の世界には撫でる針というものがあり、純銀の棒のようなもので、経路(リンパ)にそってマッサージし、経路の流れの改善を目指す施術法です。お客さまには、代用品として金属のティースプーンを使ってみてくださいと伝えています。スプーンの柄の先や、つぼ(掬う部分)で、眉毛の上下など目のまわり、黒目のライン沿いにある頬をマッサージするのもおすすめです。目元だけでなく、首元や鎖骨まわりなど詰まっていると感じた部分をおしてみてください。
金属のスプーンを使うというのも実は重要なポイント。現代人は電子機器を触りすぎていて、体に電気が溜まっていると言われています。金属のスプーンでマッサージすることで、体に流れている微量の電流と金属が反応して、溜まった電気を体の外に排出してくれると考えられています。」

寝る前に目元を温めたり、スキマ時間にティースプーンマッサージをしたり。疲れを取るだけでなく、快眠や冷え解消など、さまざまな健康効果があるはず。ぜひ、試してみてくださいね。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ちゃか

鍼デトックス南青山院
薬草鍼灸院てんとう虫青山院

3歳からバレエを始め、18歳でヨガ・ピラティスに出会う。インストラクターとして活動中に、より深く体のことを学びたいと思うようになり鍼灸学校へ。在学中、刺絡や漢方・薬草に興味を持ち、独自の施術法、鍼デトックス(§HariDetox\Acupuncture Detoxification ®)を発案。鍼デトックスを広尾(現在、南青山に移転)に開院し、オーナーとして携わる。その後、インドネシア大学の医学部の解剖実習に参加し、人体解剖について本格的に学ぶ。
2020年に薬草スチーム療法を考案、東京・青山に薬草鍼灸院てんとう虫を開院。

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