「母は私を従わせるだけでは気が済まないところがある」毒母に育てられた女性が今思うこと

2023年10月7日(土)14時40分 キャリコネニュース

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親は“子どものため”と我が子の選択に何かと口出ししがちだが、やりすぎには気をつけたほうがいい。


「私も親ガチャ、外れだったと思います」
「保護されるほどの虐待はなかったものの、私を支配する気満々の態度が常に伝わっていたので不快な思いをして育ちました」


こう語るのは、東京都の30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)。女性は、自分の思いどおりに女性を動かそうとしてくる母親の言動に、ずっと辟易していたそうだ。(文:福岡ちはや)


「母は私に禁じたものはすべて悪いものだと思い込み、正当化する情報集めに必死でした」



女性は「若い頃は母の猛反対で歯列矯正できなかったり、社長が30代だったという理由で内定辞退させられたことがありました」と明かす。その際に母親が取った行動は、少々常軌を逸していた。


「母は私を従わせるだけでは気が済まないところがあります。母は私に禁じたものはすべて悪いものだと思い込み、それを正当化する情報集めに必死でした。私を内定辞退に追い込んだあとも、テレビで特殊詐欺や不正で若い実業家やリーダーが逮捕されたと報じられると『ほら!あの社長が捕まったよ』と私に嬉しそうに伝えるなど不快な発言がありました。(捕まった社長は内定先の社長と)もちろんまったくの別人です」


女性は母親の情報集めの仕方にも違和感を抱いていた。女性いわく母親は、


「情報集めに必死といっても、自分で尋ね歩いたり、探偵を雇うとかではなく、周囲の噂話やテレビで流れる情報を待つだけです」


と、ひたすらに受動的。おまけに信憑性に欠ける情報ばかりを信じていたのだ。


「『子ども時代歯列矯正した人が特に美人じゃないから歯列矯正は無意味だ』『若い社長の会社はすぐ潰れる』など、くだらない意見ばかりしゃべる様子に疲れました。母は私に『あのとき反対してくれてありがとう』『お母さんの言うとおりやってれば何でも済む』という気持ちを抱かせたかったのです。そこで私にこれまで反対した歯列矯正や辞退させた内定先の悪い情報を欲しがっていたのです」


親の過干渉に悩まされた女性は気の毒ではあるが、これからは思うように生きていってほしい。

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