「ひどい靴擦れに苦しんでいたら、見知らぬ男性が『おいで~』。疑いもせずついて行ったら、到着したのは...」(大阪府・50代女性)
2022年10月11日(火)11時30分 Jタウンネット
シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Aさん(大阪府・50代女性)
Aさんは20代の頃、通勤中にひどい靴擦れになってしまった。
痛みで歩くこともままならない中、見知らぬ男性に声をかけられ......。

<Aさんの体験談>
20代の頃、初めての電車通勤から間もない時に、靴擦れをしてしまいました。
痛みで歩くのにも難儀していたのですが、そんな私に、見知らぬ男性が声をかけて来たんです。
「涙が溢れました」
その人は、歩きづらそうにしている私を見かねてか「おいで〜」と言ってきました。
今の私だったら警戒して赤の他人に近寄るような真似はしませんが、当時は怖さよりも足の痛みが勝ち、その男性を疑う事なくついて行ってしまいました。
すると、男性は私に絆創膏をくれて、そして靴下屋さんに連れて行ってくれたのです。
「好きな靴下選び」
と言って靴下も買ってくれて、見ず知らずの私にとても親切にしてくれたんです。その後、男性はさりげなく去って行きました。

このご時世、こんな風に人助けをしてくれる親切な人っているんだなぁ、と私は涙が溢れました。
本来なら直接、面と向かってお礼を伝えたいのですが、連絡先も聞いていないので、感謝の気持ちは永遠に胸の内に留めています。
とても感謝しています。あの時はありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)