東京駅一番街が15周年! 『六厘舎』など「ラーメンストリート」の限定メニューがスペシャルすぎる!

2020年10月11日(日)10時50分 食楽web


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 東京駅八重洲側地下の商業施設『東京駅一番街』が、今年で開業15周年を迎えました。いよいよ10月1日より東京都も“Go To キャンペーン”の対象になったこともあり、東京駅一番街では11月30日まで「東京駅一番街15周年記念グルメフェスタ」がスタート! 東京駅一番街内の飲食店で、期間中しか注文できない特別メニューを楽しむことができます。

 中でも注目なのが、『東京ラーメンストリート』各店舗の特別メニュー。どれも15周年記念にふさわしい豪華でスペシャルなラーメンばかりが勢ぞろいしています。そこで早速、気になる4店舗で実際に味わってきた一杯をご紹介しましょう。

秋の味覚を卵とじ! 『俺式 純』の「豚骨味噌ラーメン」


「俺式豚骨味噌ラーメン」1050円(※以下、全て税込)

 最初に味わったのが、豚骨ベースのこってりとしたスープが人気の『とんこつらーめん 俺式 純』。こちらは世田谷区駒沢に本店を置く『せたが屋』グループのお店で、「東京ラーメンストリート」には同系列の塩ラーメン専門店『塩らーめん専門 ひるがお』も並んでいます。俺式の豚骨ラーメンは、天然豚を厨房でじっくりと炊き上げた芳醇な風味が魅力です。


炙りチャーシューが旨い!

 特別メニューの「俺式豚骨味噌ラーメン」は自慢のスープに味噌を加え、寒い季節にぴったりのまろやかな味わいに仕上げています。ニラやしめじなどの秋の味覚をかき玉で閉じ込め、プリプリに炙られたチャーシューをトッピングした、腹ペコにたまらないラーメンです。真ん中にちょこんと乗せられた辛味噌が味のアクセントになっていて、身体の芯からじんわりと温まるような美味しさ!

 味の染みた煮卵が俺式のスタンダードですが、濃厚な豚骨味噌スープとトロトロのかき玉も相性抜群。こってり系なのに、マイルドな風味になっていて食が進みます。卓上には紅生姜と肉味噌も用意されているので、お好みで味変を楽しむのもおすすめですよ。

●SHOP INFO

店名:とんこつらーめん 俺式 純

TEL:03-3212-2558
営:10:30〜23:30(L.O.23:00)

ローストビーフがどっさり! 『ソラノイロ』の“牛づくし”ラーメン


「WAGYUラーメン」1500円

 続いては、モダンな外観がおしゃれな『ソラノイロ・NIPPON』へ。ソラノイロは“女性が1人でも気軽に入れるラーメン店”というコンセプトのお店で、麺、スープ、トッピングすべてに野菜を使用した「ベジソバ」など、ヘルシー志向の人にもうれしいメニューを展開しています。「東京ラーメンストリート店」では外国人観光客の利用も多いため、ベジタリアン向けの「ヴィーガンラーメン」や、小麦アレルギーの方向け「グルテンフリーラーメン」などもラインナップしています。

 そんなソラノイロの特別メニューは、ガッツリ食べたい人向けのボリューミーなラーメン。その名も「WAGYUラーメン」です。牛骨ベースのスープに牛の背脂、牛すじの時雨煮、キャベツなどの野菜、そしてローストビーフがどっさりトッピングされています。


縮れた特製麺がモチモチで美味しい

 実はこちらのメニュー、本店で以前予約限定販売された「いきなり!牛チヒ郎」というメニューをアレンジしたもの。国産和牛を使うなどこだわりが凝縮された一杯はなんと5000円超という破格の値段! そんな高級な一杯をアレンジし、1500円とリーズナブルな価格で味わうことができます。


澄んだスープには牛の旨みがぎっしり! 背脂までトッピングされています

 見た目にも華やかなトッピングだけでなく、牛の旨味が濃縮されたスープがモチモチの麺によく絡み、最後の一口まで“牛づくし”な一杯。焼肉やステーキにも劣らない満足感でした。

●SHOP INFO

店名:ソラノイロ・NIPPON

TEL:03-3211-7555
営:8:30〜10:00(L.O.10:00)、10:00〜23:00(L.O.22:30)

まるで“飲む餃子”!? 『六厘舎』の「特製餃子つけめん」


「六厘舎特製餃子つけめん」950円

 やっぱりここは外せません! 連日行列を為す人気のつけ麺店『六厘舎』。大量の豚骨、鶏ガラなど、動物系の素材をベースとした超濃厚なスープは、その後の“こってりつけ麺ブーム”の火付け役となったともいわれています。

 そんな『六厘舎』が提供する特別メニューは、なんと「特製餃子つけめん」。写真を見ても餃子が見当たらないので不思議に思われるかもしれませんが、実はこのつけ麺自体が“餃子味”なんです!

 スープをれんげですくってみると、中には餃子餡がぎっしり。さらにたっぷりラー油で仕上げているので、まるで液体になった餃子を飲んでいるような錯覚に陥ります。

 自慢のコシのある麺に、ピリリと辛いスープが絡んでなんとも美味! ベースはもちろん動物系の濃厚スープなので、『六厘舎』ならではのこってりした味わいも健在です。


中にはチャーシューも潜んでいます

 シメは通常のつけ麺と同様に、魚出汁に柚子を加えた爽やかな割汁を入れて、スープ割りにしていただきます。ラー油の酸味に柚子の爽やかさが加わって、つい最後の一滴まで飲み干してしまいました。

●SHOP INFO

店名:六厘舎

TEL:03-3286-0166
営:7:30〜9:45(L.O.9:30)、10:00〜23:00(L.O.22:30)

もはや高級イタリアン!? 『ちよがみ』の「トリュフ・海老だしらー麺」


「トリュフ・海老だしらー麺 〆のバジル・チーズリゾットつき」980円

 最後に訪れたのは、『東京の中華そば ちよがみ』。同じく東京ラーメンストリートにある『東京駅 斑鳩』の新ブランドで、鰹節と昆布、鶏出汁をベースとしたあっさりとした醤油スープが人気のお店です。チャーシューに煮卵、焼き海苔、ネギのトッピングされたラーメンは、まさしく王道の“中華そば”!

 しかし、特別メニュー「トリュフ・海老だしらー麺 〆のバジル・チーズリゾットつき」は、そんな王道から逸れた奇抜な一杯でした。運ばれてきた瞬間、度肝を抜かれるほど、海老とトリュフの芳醇な香りが鼻を抜けていくのです。


細麺が上品な味によく合います

『ちよがみ』の特徴でもある細麺はスープによく絡み、麺をすするたびに海老の香ばしい風味が口いっぱいに広がります。そこに分厚い炙りチャーシューを一口味わえば、コクは深まるばかり。


実はこのリゾットこそ、食べるべき名品だった!

 〆にはバジルソースと雪のようなチーズがトッピングされたごはんにスープをかけて、「チーズリゾット」をいただきましょう。海老のコクとバジルの爽やかな風味、そしてチーズのまろやかさが最高にマッチング! 中華そば屋さんなのに、口の中はイタリアン。こんな不思議な体験ができるのも、グルメフェスタならではですね。

●SHOP INFO

店名:東京の中華そば ちよがみ

TEL:03-3211-8833
営:9:30〜23:00(L.O.22:30)

・・・・・・・

 今回ご紹介した4店舗だけでなく、「東京ラーメンストリート」の全店で特別メニューを提供しています。期間限定のスペシャルな一杯を求めて、足を運んでみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎藤間紗花)

●DATA

東京ラーメンストリート

https://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/street/ramen/

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