激しくイライラしてたのに...気分転換中「道にうずくまる老人」と遭遇　彼が抱える「まさかのモノ」で感情が大逆転した話

人間だれしも、イライラするときはある。

そんな気分を変えようと、外に出たらまさかの出来事と遭遇した——そんな漫画がX（ツイッター）上で注目を集めている。

投稿者は2024年4月より、おはスタで漫画「あげおとティム」のアニメ化も決定しているweb漫画家の人間まお（ageomao）さん。

注目されているのは、23年10月16日に投稿された、実体験に基づく作品だ。

「私の中の眠れる獅子が目覚めそうや」

ある日、無性にイライラしていた人間まおさんは気分転換をしようと、外に出かけることにした。

何かとイラついていた矢先に...

むしゃくしゃしているときは、もう何に対してもイラついてしまう。

歩道に雑草がはみ出ていることにも「チッ」と舌打ちをしながら歩いていると、かがんで何かをやっている人を発見。どんな場所で何を......？

イライラモードの人間まおさんが目にしたのは、嬉しそうに葉っぱを集めるおじいさんだった。光に透かし、どんぐりも拾い、ニッコリ笑顔。

先ほどまで雑草にまでイライラとしていた人間まおさんは、キラキラしたおじいさんに遭遇したことで——。

尖りに尖っていたアゴも...

顎も髪の毛もとがり、吊り上がった眼をしていた人間まおさん。背景に、モヤモヤと宇宙を背負っていた人間まおさん。それが「サーー」と砂のように崩れていく。

代わりに現れたのは、目じりが下がり、頬を染め、丸っぽいフォルム。バラ色の笑顔を浮かべる人間まおさんの姿だった。

「きれいな葉っぱ嬉しそうに集めてた」
「光に透かして喜んでた」

おじいさんと出会ったことで、心がほこほこ。かなり癒されたようだ。

そして人間まおさんはこの後、もう１つの出会いを体験する。

ヤギを連れて散歩をしている人だ。モチャモチャと道の草を食べているヤギ、なんて平和......。

葉っぱ集めおじいさんとヤギ散歩人のおかげで、人間まおさんを苛んでいたイライラは消滅。ポカポカな心で帰ることができたのだった。

どんな怒りも沈めてくれそうな日常の「ほっこり」に、ユーザーからはこんな感想が寄せられている。

「心荒んでる時って小さいことでほっこりしがち」
「世界は平和で溢れている！」
「分かりみがすぎる　純粋な幸せは伝播するよね」