ラーメン好き必見! 『飯田商店』×『らあめん花月嵐』のコラボ麺「しおチャーシュー麺」を食べてみた

2021年10月20日(水)10時49分 食楽web


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 国内外に219店舗を展開している大人気ラーメンチェーン店『らあめん花月嵐』では、10月6日より期間限定メニュー「しおらぁ麺 飯田商店〜新たなる扉〜」の提供をスタート。舌の肥えた多くのラーメン通たちを存分に唸らせています。

 メニュー名にもあるように、今回のラーメンは神奈川県・湯河原にお店を構える超人気店『らぁ麺 飯田商店』とのコラボ。昨年12月に発売されて大反響を呼んだ「しょうゆらぁ麺 飯田商店」に続く第2弾となります。

 無化調で仕上げたスープは『飯田商店』でも使っている“クリスマス島の塩”と“地鶏のチー油”を使用。超希少な国産小麦“はるゆたか一等粉”をブレンドしたオリジナルの麺は柔らかめに茹で上げ、食べ進めていくに従って少しずつスープと馴染むことで変化していく味を楽しめるんだとか。気になる価格は一杯1180円、同時発売の「しおチャーシュー麺」は1390円と、歴代のコラボメニューよりも幾分お高めの価格になっております。

 果たしてどんな仕上がりとなっているのか。そのお味を確かめるべく、お店にて実食してまいりましたよ!

塩と鶏のバランスが絶妙!美しさすら感じる本格「しおチャーシュー麺」


今回は「しおチャーシュー麺」1390円をオーダー

「しおらぁ麺」と「しおチャーシュー麺」、食券機の前でどちらを選ぶか軽く逡巡した後、千円超えれば同じようなもんでしょってことで「しおチャーシュー麺」を選択。食券を店員さんに渡して待つこと数分、ラーメンがやってきました。おお、もう見た目が神々しい…。漂う匂いからも上品さを感じます。


じわりじわりとこみ上げる上質な塩の味と深さを産む鶏の味でレンゲが止まらない

 まずはスープから。あっさりしていながらコクも感じさせますね。塩味の尖り感は一切なく、優しい旨みだけが口の中で広がります。これが“クリスマス島の塩”と”地鶏のチー油”の力なのか、飲んでも飲んでも全然飽きません。


柔らかい麺でありながら心地よい歯切れの良さが魅力

 続いては麺。細麺ストレートをずずっとすすります。なるほど、これは柔らかい。柔らかいんだけどふにゃっとすることもなく、プツンとした食感がしっかり残っています。小麦の風味がほのかにあり、スープとの絡みも抜群です。


脂の乗りも丁度良いチャーシュー

 そしてチャーシュー。かなり薄くスライスされた豚バラ肉が6枚ほど乗っています。そのお味は…、煮汁やかえしなどの味付けがなく、例えるなら上質な豚のしゃぶしゃぶ肉を食べている感覚。噛みしめるほどに肉の旨みがほとばしり、スープと麺の味を邪魔するどころか、むしろそこにいることが必然であるかのように馴染んでいます。

 細かく刻まれた青ネギと柚子皮が味と食感にアクセントになるなど、食べ始めからずっとウマい状態が続いてますが、ふと気が付くとコクが強くなってます。

 劇的にガラッと、というわけではなく、アハ体験の答え合わせのように「あ、確かに変わってる!」な感じ。チャーシューの旨みがスープに溶け出し、美味しさがアップしている…ってことなのか。さすがお高いだけのことはちゃんとあるんだなあと感心しつつ、スープを全て飲み干しての完食となりました。ああ、美味しかった。ごちそうさま!


「しおらぁ麺」1180円

 麺、スープ、具材の全てが上質な上に、それらが足を引っ張ることなくラーメン全体の美味しさに直結しているというのが、食後の素直な感想。もし高級料亭で料理のシメに塩ラーメンがあるとするなら、きっとこういうのが出てくるんだろうなと思いました。うーん、すっげえウマいということを伝えたいのに、何で表現が安っぽくなっちゃうんだろ(泣)。

 今回は奮発して「塩チャーシュー麺」をオーダーしましたが、基本メニューの「しおらぁ麺」も食べて間違いなしの逸品。『飯田商店』のラーメンを食べたことがある方はもちろん、チェーン店の期間限定メニューなんて…と訝ってるそこのアナタも、『らあめん花月嵐』でラーメンの”新たなる扉”を思いっきり開いて、その美味しさに打ち震えてみてはいかがでしょうか。

●DATA

らあめん花月嵐 「しおらぁ麺 飯田商店 〜新たなる扉〜」

期間:2021年10月6日(水)〜2022年1月下旬(予定)
※期間限定・早期終了となる場合あり
販売:国内の『らあめん花月嵐』
http://www.kagetsu.co.jp/

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