世界中の遺跡に描かれた「神々のハンドバッグ」の謎 古代の神は宇宙人だったのか?

2022年10月21日(金)17時0分 tocana

 手提げカバンは敏腕ビジネスマンの商売道具であり、素敵なハンドバッグはお洒落女子に欠かせないものだが、古代の神々もまたバッグを手に提げていたようだ。しかも世界中の神々が揃ってハンドバッグを手にしているのだ。


■“神々のハンドバッグ”とは?

 人類文明の草創期に“神”の介在はあったのか? あったとすれば地球規模で起こっていたと考えたほうが自然であるし、その“神”とは地球外先進文明の宇宙人であると想定してみても、あながち荒唐無稽な発想ではないのかもしれない。


 地球上のほとんどすべての古代文明にピラミッド状の建造物があるが、何千年も前の地球で何万キロも離れていたそれぞれの古代文明に共通点が数多くあるのはどういうわけなのか。


 ほとんどすべての古代文明が同じ計画に従って発展し、あたかも相互接続されているかのように見えるのは、やはりその“起源”が同じであるからなのだろうか。


 古代文明の神々の描かれ方を詳しく検証してみるとさらに興味深い発見があることをオルタナティブメディア「Anomalien.com」の記事が指摘している。世界各地の神々が皆一様にハンドバッグを提げているというのである。


 この“神々のハンドバッグ”の源流は世界最古の文明である古代メソポタミアにさかのぼることができるという。


 古代メソポタミア文明を築いたシュメール人は、神を興味深いアイテムとともに描写している。古代シュメールの神々に見られる最も興味深いアイテムの2つは、「腕時計」とこの神秘的な“ハンドバッグ”だ。


 そして不思議なことに、古代マヤ、アステカ、およびその他の古代文明が神々を描写する際に同じ“神々のハンドバッグ”を持たせていることがわかる。


 なぜ世界中の古代文明は、“ハンドバッグ”とともに神々を描いたのか。アメリカ、エジプト、古代メソポタミアの古代文明で実は同じ神々が奉られているのだろうか。


■メソアメリカのケース

 紀元前1500年頃、メキシコ湾岸地方で勃興したオルメカ文明によって作られたラ・ベンタの遺跡では、古代メソアメリカの神「ケツァルコアトル」を描いた石碑が発見されている。ケツァルコアトルは、古代シュメール人が描いているのと同じ“神々のハンドバッグ”を持っているのだ。


 興味深い描写が発見されたのはメキシコだけではない。トルテック帝国(トルテカ帝国)の首都として最盛期を迎えた重要な都市トゥーラに行くと、そこには巨大な「アトランティス人」の彫像がある。


 この彫像の左手を注意深く観察すると、謎の“バッグ”の存在に気付くだろう。


■ギョベクリ・テペの“神々のハンドバッグ”

 トルコ南部の人里離れた丘の上にある新石器時代の遺跡であるギョベクリ・テペでも、同じ光景を見ることができる。


 ギョベクリ・テペは、地球上で最も古い巨石神殿の1つで、リング状に組み合った巨大な石の柱が誇らしげに立っており、さまざまな文明が地球を支配していた千年の歴史を物語っている。


 このギョベクリ・テペで最も有名な巨石であるハゲワシの石に“神々のハンドバッグ”が描かれているのだ。


 世界中で描かれている“神々のハンドバッグ”についてどう理解すればよいのだろうか。古代シュメール人が描いた神と、古代マヤ人、アステカ人、トルテック人、オルメカ人を訪れた神々は同じなのだろうか。


 地球外から来た宇宙人が人間を創造し、超古代文明を授けたという「古代宇宙飛行士説」を強力にサポートするのがこの“神々のハンドバッグ”ということになるのだろうか。古代文明の謎がわずかずつでも解明されていくことを期待したい。


参考:「Anomalien.com」ほか

tocana

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