イギリスで翼と角があるように見える謎生物がトレイルカメラにとらえられる
2024年10月27日(日)21時0分 カラパイア
Bristol Zoo Project・Facebook[https://www.facebook.com/bristolzooproject/posts/868881638713835?ref=embed_post]
イギリス、ブリストルにある野生動物保護公園内に設置されているトレイルカメラ(野生動物観察カメラ)が、謎めいた生物の姿をとらえた。
赤外線感知センサーがとらえた白黒の画像には、翼と角があるように見える小さな鹿に似た生物が写っていた。
古代の森林が立ち並ぶ場所で姿を見せた謎生物の正体をめぐり、公園スタッフたちは困惑し、その写真をFacebookに投稿し、意見を求めることに。
保護公園のカメラがとらえた角と翼があるように見える謎生物
ブリストルの野生動物保護公園「ブリストル・ズー・プロジェクト」では、クマやオオカミ、クズリ、オオヤマネコといった様々な野生動物が暮らしている。
保護公園内には動物の動きをセンサーで感知して自動で撮影するカメラが複数設置されているのだが、2024年10月1日午前4時5分頃、謎めいた生物が写り込んでいることが確認された。
映像は赤外線で撮影されたため白黒でぼやけているが、角のようなものや、翼のようなものがある小型の鹿のように見える。
このエリアに生息している野生動物のリストにはない、まったくのニュータイプだったため、専門家に画像を確認してもらったが、「これまでに見たことのない生物だ」と、特定することができなかったという。
Bristol Zoo Project・Facebook[https://www.facebook.com/bristolzooproject/posts/868881638713835?ref=embed_post]
ブリストルの伝説のUMAなのか?Facebookで意見を求める
そこでズー・プロジェクトは、2024年10月22日、公式Facebookに「翼と角を持つ謎生物」がカメラに映ったことを報告し、この生物が何なのか、その正体を突き止めるために世界中の人々に協力を求める投稿を行った。
ズー・プロジェクトのマネジャー、ロージー・シムズさんはこう語る。
動物園でハロウィーンの準備をしている矢先の発見でした
この神話上の生き物のような目撃は、今年のハロウィンの大きなインスピレーションとなりました
スコットランドにはネス湖のネッシー、コーンウォールにはフクロウ男(オウルマン)[https://karapaia.com/archives/52278593.html]がいます。ブリストルでも同様のUMAがいるということでしょうか?
ホエジカ属の可能性を指摘する声も
この投稿を見たネットユーザーからは様々な声が上がった。特にホエジカ属のキョンだとする意見も多かった。
キョンは 中国南部から東南アジア、インドにかけて分布する小型のシカの仲間で十数種が知られている。短い角が生え、その角が翼のように見えることがある。
多くのユーザーは、この生物の「翼」と「角」は、動物が動いた時にカメラの露出によって耳が重複して写し出されたことによるものだと推測した。
しかし、ズー・プロジェクト側はその見解に懐疑的で、Facebookでこの謎生物とシカの写真を並べ、比較している
想像力の豊かなユーザーは「ユニコーンの赤ちゃんだ!」と歓喜したそうだが、今のところその正体は確実にはなっていない。
ブリストルの野生動物保護公園は一般開放されているので、自分の目で確かめるのもアリかもしれない。
とりあえずUMAなのだとしたら名前をつけなきゃな。ブリストルなので「ブリスコーン」とか?スナック菓子みたいになっちゃったので、みんなもこの「翼と角を持つ小型の鹿っぽいブリストルの謎生物」にふさわしい命名をしてみてほしい。もちろん大喜利感覚で。