天皇皇后両陛下主催の園遊会、“配偶者の名札”が氏名に 過去には「女性差別」「失礼だ」との批判も…… 変化に歓迎の声

2024年10月31日(木)21時10分 ねとらぼ

園遊会での天皇皇后両陛下のショット(画像出典:宮内庁 公式Instagram)

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 10月30日に天皇皇后両陛下主催の園遊会が開催されました。招待者の配偶者の名札に起きた、ある変化が一部で注目を集めています。
●総理の妻の名札も「岸田文雄夫人」→「石破佳子」に変化
 園遊会は30日、赤坂御苑(東京都港区)で開催されました。園遊会は毎年、春と秋の2回開催されており、秋篠宮家をはじめとした皇族が出席。各界功績者も招かれるため、国民の高い関心が寄せられています。
 園遊会では出席者たちが胸元に名札を付ける決まりとなっています。朝日新聞などの報道によると、これまで招待者の配偶者の名札には、夫の名前に加えて「夫人」「夫君」と記載されていましたが、今回から配偶者の名前を記載するようになったということです。
 従来の記載を巡っては、SNS上で「性差別」「失礼すぎる」など問題視する声が上がっており、今回の変化を歓迎する声が寄せられています。
●食事やお土産に注目集まる
 NHKニュースなどの報道によると、今回の園遊会には石破茂総理の他、パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手、パリ五輪の柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三選手らが出席したといいます。
 園遊会に関しては、在日ジョージア大使館 特命全権大使のティムラズ・レジャバさんのX(Twitter)での投稿をきっかけに、提供された食事やお土産が注目を集めています。
 また園遊会の様子は宮内庁の公式Instagramでも公開されており、モーニング姿の天皇陛下、淡い橙色の和服姿の皇后さま、淡い桃色の和服姿の愛子さまの写真などを閲覧できます。

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