ももクロ・高城れに初主演舞台「最高の家出」2月上演

2023年11月2日(木)20時30分 シネマカフェ

パルコ・プロデュース2024「最高の家出」

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ももいろクローバーZ」の高城れにが主演を務めるパルコ・プロデュース2024「最高の家出」の上演が決定。東京・紀伊國屋ホールを皮切りに、3月には地方を巡演する。

結婚生活に疑問を感じ、家出をした立花箒(高城れに)。道中、無一文になり途方に暮れていたところ、出会った藤沢港(東島京)に「住み込みの働き手を探している劇場がある」と聞き、劇場を訪れる。そこで与えられたのは、舞台上に作られた“模造街”で、ある役を演じる仕事だった。この劇場ではたった1人の観客のために、7か月間をかけてひとつの物語を上演しているのだが、港が家出したせいで、箒は代役を務めるハメに。

舞台の主演蒔時アハハ(祷キララ)は「相手役が変わるならやらない」とゴネるが、物語の幕は上がり、箒とアハハはチグハグな関係のまま芝居を続ける。演劇と現実の区別がつかなくなった男、眠りを忘れて働き続ける裏方、舞台上だけ雄弁な言葉を失った俳優。箒は奇妙で愉快な面々に振り回されながら、次第に劇場での暮らしに心地よさを覚え、アハハとの友情を深めていく。ある日、劇場に箒の夫・向田淡路(尾上寛之)が現れ、さらに港も戻ってきて、“模造街”の秩序が崩れはじめる…。

本作は、パルコ・プロデュース公演初登場となる三浦直之(劇団ロロ)作・演出舞台。近年では、「腐女子、うっかりゲイに告る。」『サマーフィルムにのって』の脚本や、KERA CROSS「SLAPSTICKS」の演出を担うなど、活動の幅を広げている。

単独では舞台初出演、初座長となる高城さんが演じるのは、結婚生活に疑問を感じ、家出をする立花箒。「とてもドキドキしていますが、この舞台を通じて出会う人や物、環境、感覚、たくさんあると思います。その1つ1つを、見逃さないように、大切に箒ちゃんという役に、そして舞台に向き合いたいと思います」と意気込み、「個性溢れる仲間たちと、素敵な、最高の舞台がつくれるよう、一生懸命全力で頑張りたいと思います!」とコメント。

共演には、『サマーフィルムにのって』『忌怪島/きかいじま』などに出演した祷キララ、ブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」、イギリス・ウェストエンドにて「GALAXY TRAIN-A New Musical」ロンドン公演へ出演した東島京、『それぞれの花』で主演を務めた尾上寛之、ロロから板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子も出演する。

なお、東京公演のチケット一般発売日は、12月2日(土)となっている。

パルコ・プロデュース2024「最高の家出」は2024年2月4日(日)〜24日(日)紀伊國屋ホールにて上演。
※地方公演あり

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