便秘と食物繊維について

2022年11月3日(木)11時0分 ココカラネクスト

 今回は便秘の方が気にされる食物繊維について書かせていただきます。

まず初めに、食物繊維とは「人の消化酵素で消化されない食物中の成分の総体」のことを言います。食物繊維には2種類あるってご存じでしょうか?

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1つは水にとける水溶性食物繊維。もう1つは水に溶けにくい不水溶性食物繊維です。

さて!

続きましてはそれぞれの性質や特徴などについて書いていきます!

水溶性食物繊維

性状・・・ネバネバ、サラサラ

特性・・・保水性(水分を吸収し膨らみ、腸を刺激して便通を促します)、発酵性(腸内で発酵し善玉菌の理想な環境を整えます)、吸着性(余分な糖や脂肪を体外に排出します)

成分・・・ペクチン(リンゴや柑橘類の皮、野菜など)、アルギン酸(昆布など褐藻類など)、グルコマンナン(こんにゃく、山芋など)、ガム質(グアー豆、麦類)

不水溶性食物繊維

性状・・・ザラザラ、ボソボソ

特性・・・繊維状(中々噛み切る事が難しいので咀嚼回数が増え、歯や顎の発育を支えます)

成分・・・セルロース(野菜、穀物、豆類など)、ヘミセルロース(穀物、豆腐、小麦など)、リグニン(野菜、穀類、豆類など)、キチン(甲殻類の殻など)

です!

ところでどのくらいの量を摂取するのが理想かわからないですよね。

一日辺り、18〜69歳の方で男性は20g以上、女性は18g以上と言われてます!

食事も大切ですが運動も腸の蠕動運動を促進してくれるのでストレッチなどもオススメです!

[文:meilong スタッフ]


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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

ココカラネクスト

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