「刀剣乱舞」の名刀を撫でられる!  水戸市ふるさと納税、刀女殺到で即定員

2018年11月7日(水)6時0分 Jタウンネット

近ごろ何かと話題のふるさと納税だが、茨城県水戸市の新しい試みが話題となっている。


2018年9月28日、水戸市は、寄附金10万円の謝礼品として、徳川家の名刀「燭台切光忠」特別鑑賞会を用意し、参加者を募集した。これはオンラインゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」にも登場する名刀で、伊達政宗公から水戸徳川家に伝わり、現在、水戸市内にある徳川ミュージアムに所蔵されている。募集には、申し込みが殺到し、即刻定員20人に達したという。


徳川家ゆかりの刀に触れることができる体験は、全国初!?


Jタウンネット編集部は水戸市に電話して話を聞いてみた。市民税課の担当者は次のように答えてくれた。


「水戸市長から徳川ミュージアムの館長様にご相談させていただいたところ、ご快諾いただき、実現することになりました。現在、ふるさと納税の謝礼品は約350アイテム用意させていただいておりますが、こういった体験型謝礼はまだまだ少ないと思います」


ふるさと寄附金のお礼として、日本刀に触れることができる体験が提供されるのは、県内で初めて、徳川家ゆかりの刀に触れることができる体験は、全国初とのことだ。


「参加者の属性は不明なのですが、女性がやや多いような気がします」と担当者。「刀剣乱舞」をきっかけに、刀剣ファンになった女性が多い、ということだろうか。


「刀 燭台切光忠」は,鎌倉時代の長船派・光忠作と伝えられている。大正12年の関東大震災により失われたと言われていたというが、2015年5月、徳川ミュージアムが保管していた燭台切を公開し、話題となった。また寄附金により再現刀も作られている。


特別鑑賞会は来年2月2日または9日の2回に分けて行われる。刀剣に触れる際には、学芸員が付き添ってくれる、写真撮影もできるという。なんとうらやましい。

Jタウンネット

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