高校生対象「小児がん経験者・がん遺児奨学金」アフラック
2022年11月7日(月)10時15分 リセマム
「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」は、親等の生計維持者をがんで亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的として、1995年に「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で設立され、2022年で28年目を迎える。
2014年からは小児がんを経験した高校生にまで対象を広げ、累計の奨学生数は、2022年度の新規奨学生を含め3,317名にのぼり、累計の奨学金給付額は20億円(2021年度末)を超えている。
給付額は月額2万円で、対象となる教育機関に在学中の期間(正規の最短修業期間以内)、高等専門学校においては最長で5年間給付される(専攻科は含まない)。原則として奨学金の返還は不要(他奨学金との併用可)となっている。2023年度新規奨学生の募集人数は、「小児がん経験者奨学金」は1年生が15名、2年生が10名、3年生が5名の30名程度、「がん遺児奨学金」は1年生が70名、2年生が40名、3年生が30名の140名程度、合計170名。
募集要項・応募書類はWebサイトで閲覧、ダウンロードできる。内定通知の連絡は本人宛に2023年4月下旬に発送される。
◆アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度
募集期間:2022年11月1日(火)〜2023年2月28日(火)消印有効
応募方法:郵送にて応募可能
対象者:2023年4月時点で高等学校等に在学予定の者
奨学金申請時における前年度の世帯の収入または所得が規定の上限を超えない者(規定額についてはアフラック生命保険Webサイトで確認可能)
<小児がん経験者奨学金>
18歳未満で小児がんを発症し、経済的理由により援助を必要とする者
<がん遺児奨学金>
「がん」により主たる生計維持者を失った遺児で、経済的理由により援助を必要とする者
直近の学習成績が、評定平均値3.5(5段階評価)以上の者、評定値を付さない学校の在学生についてはこれに相当する者、または特定の分野において全国あるいは都道府県レベルで優れた実績のある者(全国大会出場等)