STEM教育スクールSTEMON×中央大学、プログラミング教育の効用を共同研究
2017年11月13日(月)18時13分 リセマム
ヴィリングによると、2020年より必修化されるプログラミング教育は、実践事例が乏しく、児童の論理的な思考力(プログラミング的思考)向上にどのような効用があるのか、十分には研究されていないのが現状だ。そこで、初等教育におけるプログラミング教育が児童の論理的な思考能力の向上にどのような影響を与えるのか、中央大学(商学部斎藤正武ゼミ)と共同研究を行う。
具体的には、中央大学が設計した実施計画に基づき、「STEMON」の「プログラミング&ロボティクスコース」に通う一部の児童が授業を複数回受講する。受講する児童には、ALT(Ability of Logical Thinking)テストを授業の前と後に実施。その結果を分析および考察する。インスタグラムの「STEMON」公式アカウントにて、共同研究のようす写した写真が公開されている。
STEM教育スクール「STEMON」は、最長6年の理数IT教育が特長。英国のプログラミング教育思想を反映しているほか、2020年の新学習指導要領を精査し、理科「物質・エネルギー」の領域をカバーするなどの取組みも行っている。