消化の良い食べ物とは?おすすめのメニューを紹介

2022年11月29日(火)20時30分 ココカラネクスト

 この記事では消化の良い食べ物のメニューを紹介します。

食べ過ぎて胃が重たいときや胃の調子が優れないときは消化の良いメニューが適しています。ただし、消化のよいメニューがどのようなものか分からないと何を選べばよいか迷ってしまうでしょう。胃腸に負担のかけない消化の良い食べ物のメニューを解説します。

【関連記事】筋トレ歴30年の筋トレ博士が伝授!バルクアップに必要不可欠な食べ物ベスト3とは

消化の良い食べ物とは?

消化の良い食べ物とは、温かくて柔らかく、脂質が少ないものを指します。

冷たいものよりも胃腸に負担のかけない温かいものを選びましょう。胃腸は温められることで活発にはたらくことが期待されます。温かい食べ物で腸を内側から温めましょう。

冷たい麺類よりも温かいうどんやにゅうめんを選びます。豆腐なら冷奴よりも湯豆腐が良いでしょう。市販のサラダチキンも温めて食べるようにします。野菜はサラダよりも煮物や具だくさんのスープがおすすめです。鍋物も良いでしょう。ただし、食べ過ぎに気をつけます。

柔らかい食べ物を選びましょう。硬い食べ物は消化に負担がかかります。
主食は玄米よりも白米、ご飯よりもお粥が良いでしょう。麺類は柔らかく煮たうどんが適しています。
主菜は煮る・蒸す料理が良いでしょう。魚なら焼き魚よりも煮魚や蒸し魚にすると消化が良いです。電子レンジを使うと簡単に蒸し料理ができます。アルミホイルで包んだホイル蒸しにしても良いでしょう。
肉も柔らかく煮るか蒸すようにします。脂質の少ない鶏ササミ肉や皮を除いた鶏むね肉を使いましょう。スープなどに入れるのも適しています。
野菜も柔らかく茹でるか煮るようにします。野菜の皮は消化の負担になります。皮はむきましょう。みそ汁やスープなどの汁物に入れるのもおすすめです。竹串がすっと通るまで加熱しましょう。

消化を良くするため、具材は小さめに切りましょう。野菜はみじん切りやせん切り、短冊切りが適しています。

脂質が少ない食べ物を選び、調理方法も油をあまり使わないものにしましょう。
煮る・蒸す・茹でる調理がおすすめです。揚げ物や炒め物は控えます。

消化に良い食べ物のメニューを紹介

消化に良い食べ物のメニューを紹介します。消化の良い食べ物を使って、柔らかくて脂質が少なく、温かいメニューとして汁物と麺類、おかゆをあげます。
疲れたときにも作りやすいレシピを取り上げましたのでぜひご参考ください。

汁物
温かい汁物は消化に良いです。汁物は帰宅が遅くなった日の夜ご飯にもぴったりでしょう。
消化が良い汁物は、みそ汁やすまし汁、スープが適しています。具材は消化の良い大根、にんじん、かぶ、キャベツ、白菜、かぼちゃ、じゃがいもなどがおすすめです。ごぼうやレンコンなどの根菜類やきのこ類は消化の負担になるので控えましょう。コンソメや鶏がらスープの素は塩分が多く含まれるので入れすぎないようにします。

かぶのコンソメスープ
かぶと卵を使ったコンソメスープです。柔らかく消化の良い野菜のかぶ。竹串がすっと通るくらいまで煮込むと良いでしょう。卵は半熟のものが消化に良いです。卵を汁物に入れるとタンパク質がとれます。食欲が湧かないときにもぴったりです。

ふわふわお肉の大根ヌードルスープ
鍋ひとつでできる和風だしのスープです。消化のよい豆腐・鶏ひき肉・大根を使います。ピーラーで薄くスライスした大根が目新しい一品です。さいの目切りにして汁物に入れることが多い豆腐も、ひき肉と一緒に練ると柔らかいお肉のようになります。

ふわふわ鶏団子と白菜の春雨スープ
一品でタンパク質も野菜もとれるスープです。白菜は消化の良い野菜です。軸の白い部分は硬いので柔らかくなるまで煮込むようにしましょう。豆腐とパン粉を混ぜ込んだ鶏団子は柔らかく、胃腸に優しいです。

具沢山コーンチャウダー
消化の良いたまねぎ、人参、じゃがいもはスープに適した野菜です。とうもろこしは粒状では消化に時間がかかりますが、クリームコーン缶を使うと消化が良くなります。具材をサイの目に切ることで柔らかく、消化が良くなります。クリームコーンと野菜の優しい甘さが楽しめます。

かぼちゃの味噌ポタージュ
消化の良いかぼちゃを使ったポタージュスープ。かぼちゃを潰すことでさらに消化が良くなります。このレシピは電子レンジで作ることができ、ミキサーや裏ごし器を使わずに潰すだけで良いのも魅力です。

麺類
消化の良い麺類を選ぶならうどんが良いでしょう。うどんは柔らかく煮込めますし、肉や野菜も一緒に食べられるからです。
柔らかいパスタやそばは食べにくいですが、うどんなら柔らかく煮込んでも美味しく食べられます。そうめんも良いでしょう。
うどん単品ではなく汁に肉や卵、野菜を入れて煮込みうどんにするとバランスの良いメニューができます。消化の良い食材を入れて具沢山の煮込みうどんにしてみましょう。
うどんは茹でうどんや冷凍うどんを使うと下茹でせずに使えます。乾麺のうどんやそうめんは塩分が多いので味付けを薄めにするか長めに下茹でして塩辛くならないようにしましょう。

野菜スープうどん
野菜をたっぷりと入れたスープうどん。和風だしのうどんもおいしいですが、目先を変えてブイヨンで煮込んだうどんはいかがでしょう。みりんも加えたあっさりとした味で胃腸が疲れているときにぴったりです。具材は消化の良いキャベツや人参を使います。

ふわふわ卵とささみの親子にゅうめん
消化の良い麺類としてそうめんもおすすめです。柔らかく茹でで温かくしたにゅうめんにしましょう。そうめんに塩分が含まれているので調味料は控えめにします。 脂質の少ない鶏ササミ肉と卵を合わせてタンパク質も補いましょう。ササミ肉は電子レンジで簡単に加熱できます。

小田巻き蒸し(うどん入り茶碗蒸し)
消化の良い茶碗蒸しにうどんが入った小田巻き蒸しは体調が優れないときにぴったりのメニューです。どんぶりを湯煎するため、蒸し器がなくても作れます。茶わん蒸しは味付けが難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。白だしを使うと出汁いらずで簡単に調味できます。

おかゆ
消化が良いおかゆや雑炊は消化の良いメニューです。白がゆも良いですが、鶏肉などを入れると1品でもバランスが整うメニューになります。
白がゆを食べるときは梅干しや佃煮を添えることが多いですが、酸味や塩味が強く、胃酸の分泌を高めるので控えめにしましょう。
ご飯から作る雑炊は比較的短時間で作れます。生米からおかゆを作るときは吹きこぼれやすいので注意しましょう。

ごはんから手軽に作る豆乳がゆ
塩や醤油味のおかゆに飽きたときは豆乳がゆにしてみましょう。豆乳のまろやかな味わいがご飯によく合います。 じゃがいもはいも類の中でも繊維が少ないので消化の良い食品です。ホクホクとした食感を楽しめます。

鶏とたまごのしょうが粥
お粥だけではタンパク質の不足が気になるときにおすすめのお粥です。鶏ササミ肉はレンジで加熱するので手軽に調理できるでしょう。 鶏ササミ肉は脂質が少ないので肉の中でも消化が良いです。より消化を良くしたい場合はトッピングのしょうがと青ねぎは控えめにしましょう。

まとめ

消化の良いものを食べたいときは、温かくて柔らかく、脂質が少ないもの選びましょう。胃腸に優しく消化の良いメニューである汁物や麺類、おかゆに具材をプラスすることで栄養バランスが整います。

消化の良いメニューを選んで胃腸を労わりつつ、必要な栄養素をとりましょう。

[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

「メニュー」をもっと詳しく

「メニュー」のニュース

「メニュー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ