【大学受験】国公立大学医学部2次試験の難易度一覧
2019年12月5日(木)12時15分 リセマム
入試問題分類は、国公立大学医学部医学科前期日程の2次試験(個別学力検査)について、科目ごとに同じ大学の他学部と共通問題か、医学科独自問題かを一覧表にまとめている。英語・数学・理科については、問題の難易度と分量をA(難)〜E(易)の5段階に分類。特に苦手科目は自分に合った難易度・分量の大学を選ぶのが良いという。
2019年度入試を見ていくと、東京大学は入試問題の種別について、英語が「全学類共通」、そのほかの科目が「理系学類共通」。問題の難易度と分量については、物理と化学が「やや難・やや多い」、生物が「難・多い」だった。
京都大学は、英語が「全学部共通」、国語が大問1は一部の設問を除き「全学部共通」、そのほかの科目が「理系学部共通」。問題の難易度と分量については、物理と化学が「難・やや多い」、生物が「やや難・標準」だった。
なお、東京医科歯科大学や浜松医科大学、札幌医科大学などで医学科独自問題を採用している。一般的に他学部との共通問題は難易度が標準的で、医学科独自問題は難しいという。
このほか、医学部研究室では2020年度の医学部入試情報として、医学部・医学科の変更点や、入試科目・配点・日程など志望校選定に役立つデータを掲載している。