「活きが良い」ってレベルじゃねぇ！　陸前高田の鮮魚店に並ぶ「毛ガニ」があまりに元気すぎる件

「本日も毛蟹生き良しです」

そんなつぶやきとともに投稿された毛ガニの動画が、X（ツイッター）上で大反響を呼んでいる。

一体どれほどイキがいいのか。まずはこちらをご覧頂こう。

本日も毛蟹生き良しです pic.twitter.com/psKBzKA4oL

— 荒木鮮魚店 (@VOadiSZgkzlDpxv) December 2, 2023

パック詰めされた毛ガニ。そのうちの1匹がモゾモゾと動いていると思ったら——グイーン！ラップを突き破り、立ち上がった......。

ラップの中でモゾモゾ。グイッと頭を上げたり手足をウネウネ動かして、ラップを突破。目を離したら脱走してしまいそうなほどの活きの良さだ。

こちらは岩手県陸前高田市の鮮魚店「荒木鮮魚店」（＠VOadiSZgkzlDpxv）が、2023年12月2日にX上に投稿したもの。

同店で扱う毛ガニはいつもこんなに元気なのか？　Jタウンネット記者は4日、店主の息子で、動画の投稿者である荒木一樹さんに詳しい話を聞いた。

店内には衝撃の張り紙も

「鮮度が良いモノを売っていますよというのを見せたくてXにあげました」

毛ガニイキイキ動画を投稿した理由を荒木一樹さんはそう説明する。

死んでいるカニは、臭いが出る。そのため同店では生きた状態で毛ガニを販売しているという。

だから、「ラップの中で動く毛ガニ」は当たり前に見られる光景なんだとか。

どれくらい当たり前かというと、店内にこんな掲示があるほどだ。

そんな店員にとってはいつも通りの光景だが、Xユーザーたちには衝撃の映像。あまりに元気な毛ガニの姿には、こんな声が寄せられている。

「新鮮過ぎて買って食べるより飼ってみたい」
「ラベルの『毛がに　生』が納得でウケルww」
「たしかに活きがよくて新鮮過ぎる　ご近所だったら買いに行きたいですねー」
「すげーっ！！！　目離したらパックの中からいなくなってそう」

寄せられたいいねの数は14万以上。リポストも2万7000件を超える（5日夕時点）。大きな反響に、荒木一樹さんは「正直びっくりしたっていうのが第一ですね」と述べた。

「安いとか行ってみたい、見てみたいという声が一番うれしかったです。ラップを突き破ったのがよかったかは分からないんですが、これだけ大きく広がるのは予想はしていなかったです」

ラップを突き破る毛ガニを見たい人は、荒木鮮魚店へ。海鮮丼やお刺身、お惣菜も販売しているらしい。陸前高田駅から、徒歩ですぐだ。